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ベル/川崎重工業 47G-2 多用途ヘリコプター


 ベル・ヘリコプター社/川崎重工業 47G-2 多用途ヘリコプターは、アメリカ合衆国のベル・ヘリコプター社が実用ヘリコプターとして開発・生産(初飛行は1945年(昭和20年)12月)しました。1946年に民間用として世界で初めて耐空証明の認可を受けた機種で、レシプロ・エンジンながら、小型汎用タイプとしての適度な大きさ、優れた整備性で高い信頼を得ています。民間や防衛庁などで幅広く使われてきたヘリコプターのベストセラー機です。総生産数は5,600機以上にもおよび、日本では川崎重工業が約400機ライセンス生産を行い、最盛期には120機以上が日本の空を飛んでいました。
 石川県立航空プラザに展示されている機体は、1961年(昭和36年)4月に川崎重工業で製造され、同年(1961年)9月に愛知県警察航空隊に納入され約27年間使用された後に、中日本航空専門学校に売却され、同校で7年間教材として利用されました。その後、石川県に売却され、1995年(平成7年)9月に石川県立航空プラザの展示ヘリコプターとなりました。
 
ベル・ヘリコプター社/川崎重工業 47G-2 多用途ヘリコプター(写真:2013年10月4日撮影)
ベル・ヘリコプター社/川崎重工業 47G-2 多用途ヘリコプター
 
上方から見たベル・ヘリコプター社/川崎重工業 47G-2 多用途ヘリコプター(写真:2013年10月4日撮影)
上方から見たベル・ヘリコプター社/川崎重工業 47G-2 多用途ヘリコプター
 
ベル・ヘリコプター社/川崎重工業 47G-2 多用途ヘリコプター 諸元
名称:ベル 47G-2
種別:多用途ヘリコプター
初飛行:1945年12月(原型機)
乗員:1名
乗客・搭乗者:2名
最大速度:161km/h
上昇速度:244m/分
上昇限度:4,150m
ホバリング限界高度 IGE:3,259m
ホバリング限界高度 OGE:1,707m
航続距離:350km
主回転翼直径:10.70m
機体全長:10.80m
全高:2.60m
自重:726kg
エンジン:ライカミング VO-435-A1D (260hp) × 1基
最大離陸重量:1,111kg
 
ベル・ヘリコプター社/川崎重工業 47G-2 多用途ヘリコプター 詳細写真
操縦装置
怖ろしいくらいシンプルな操縦装置
テールブーム
お手本のようなテールブーム
メインローター基部
メインローター基部
燃料タンク
燃料タンク
 

 
石川県立航空プラザに展示されている機体
F-104J 要撃戦闘機T-2 高等練習機T-33A ジェット練習機KM-2 初等練習機T-3 初等練習機E33 練習機HSS-2B 対潜ヘリOH-6J 観測ヘリTH-55J 練習ヘリ
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