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石川県立航空プラザ
富士 KM-2 初等練習機
富士 KM-2 初等練習機は、富士重工業の宇都宮製作所で製作された国産メンター練習機(KM-1型機、米国ビーチクラフト社のT-34メンター練習機がベース)の改良型であり、1962年(昭和37年)からSNJ練習機(T-6 テキサン、米軍から供与された機体)に代わり導入されました。安全性が高く、飛行計器と航法設備の強化が図られ、航法戦術訓練のできる完全複座式操縦装置付の海上自衛隊の基本練習機です。海上自衛隊には練習機として62機導入され、「こまどり」の愛称で親しまれました。石川県立航空プラザに展示されているこの富士 KM-2 初等練習機「6288号機」は、1981年(昭和56年)1月に製造され、海上自衛隊小月航空基地(山口県下関市)に配置され、その後 6,100時間飛行後に、1995年(平成7年)3月除籍(用途廃止)となり、同年(1995年)9月に展示機としてここ石川県立航空プラザに搬入されました。
富士 KM-2 初等練習機(写真:2013年10月4日撮影)
富士 KM-2 初等練習機 諸元
名称:KM-2
愛称:こまどり
種別:初等練習機
初飛行:1958年12月1日
乗員:2名
乗客・搭乗者:2名
最大速度:380km/h
航続距離:920km
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離陸滑走距離:420m
着陸滑走距離:440m
全幅:10.00m
全長:7.94m
全高:2.92m
自重:1,212kg
エンジン:ライカミング IGSO-480-AIF6 (340hp) ×1基
最大離陸重量:1,750kg
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