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ジェット練習機 ロッキード/川崎航空機 T-33A(退役済み)
ロッキード/川崎航空機 T-33A ジェット練習機は、アメリカ空軍初の実用ジェット戦闘機 P-80から発展(胴体を1メートル伸ばし複座化)した、初の複座ジェット練習機です。最盛期には、カナダ、西ドイツ、ブラジル、ギリシャ、パキスタン、フィリピンなどの空軍で使用され、世界で最も多く生産されたジェット練習機(6,557機)です。日本では、川崎航空機(戦前は旧陸軍の戦闘機を製作、現在の川崎重工業・航空宇宙カンパニー)がT-33Aを210機ライセンス生産を行いました。
航空自衛隊では、1954年(昭和29年)の創立当初からアメリカ合衆国によって68機の供与を受け、1955年(昭和30年)からは川崎航空機によってライセンス生産された機体の納入が始まり、最終的には278機が導入されました。1980年代後半から順次退役が始まり、後継機の
T-4(中等練習機)に置き換えが進み、2000年(平成12年)6月に最後に残っていた8機全機が除籍となりました。
石川県立航空プラザに展示されているT-33A ジェット練習機の機体は、121番目に川崎航空機で生産された機体で、岐阜県各務原市の岐阜基地・飛行開発実験団で1995年(平成7年)4月に用途廃止(除籍)となり、同年(1995年)9月にこの石川県立航空プラザに搬入されました。
ロッキード/川崎航空機 T-33A ジェット練習機(写真:2013年10月4日撮影)
機体後方から見た T-33A ジェット練習機(写真:2013年10月4日撮影)
名称:T-33A
愛称:シューティングスター(Shooting Star = 流星)、Tバード(T-Bird)、航空自衛隊での公式愛称「若鷹」、一般的には「サンサン」
種別:ジェット練習機
初飛行:1948年3月22日(練習機型試作機)
乗員:2名
最大速度:965km/h
上昇限度:14,500m
航続距離:2,000km
離陸滑走距離:838m
着陸滑走距離:1,074m
全幅:11.86m
全長:11.49m
全高:3.57m
自重:3,202kg
エンジン:アリソンJ33-A-35 (2,090kg) × 1基
最大離陸重量:6,850kg
ロッキード/川崎航空機 T-33A ジェット練習機 詳細写真
機首
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キャノピー
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左後方から見たT-33Aの胴体
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垂直尾翼
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