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石川県立航空プラザ
ピラタス PC-6B ターボポーター
ピラタス PC-6B ターボポーターは、山岳・砂漠・氷原など、条件の悪い地形でも活躍する軽飛行機です。山岳国家スイスのピラタス社が開発した単発プロペラ軽飛行機で、短い滑走路でも離着陸可能なSTOL多目的機として開発され、胴体は四角の断面を持つ全金属製セミモノコック構造で、強い強度を持っています。脚の構造も、軟弱な地面や雪上での離着陸時に発生する衝撃に十分耐えられるようになっています。日本では、南極観測に用いられたほか、スカイダイビング用母機としても使用されていました。
石川県立航空プラザに展示されているピラタス PC-6Bの機体は、極地研究所が2機輸入しで、南極観測に使用したうちの1機です。南極で約11年間に渡り観測飛行の任務で使用された後、総飛行時間1757時間で用途廃止(除籍)となりました。
ピラタス PC-6B ターボポーター(写真:2013年10月4日撮影)
ピラタス PC-6B ターボポーター 諸元
名称:ピラタス PC-6B ターボポーター
種別:多用途軽飛行機
初飛行:1961年5月2日
乗客・乗員:最大11名(座席)
巡航速度:213km/h(115kt)
最大上昇率:287m/分
失速速度:96km/h(52kt)
航続距離:1,503km
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上昇限度:7,620m
離陸滑走距離:197m
着陸滑走距離:127m
全幅:15.87m
全長:11.00m
全高:3.20m
自重:1,270kg
エンジン:P&Wカナダ PT6A-27 (680shp) × 1基
最大離陸重量:2,800kg
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