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石川県立航空プラザ
エバンス VP-1
エバンス VP-1は、アメリカ製の組立式飛行機です。機体の材質はアラスカ桧とボート用合板で、主翼と尾翼は羽布張りで仕上げられており、金属類については全て航空機規格のものが使用されています。エンジンは空冷式の自動車エンジンを改良したものです。
石川県立航空プラザに展示されているエバンス VP-1の機体は、富山県婦負郡婦中町(現在の富山市)在住の男性が、自作の飛行機で空を飛んでみたいという願いから6年がかりで製作(制作費約150万円)したものです。製作者は、中学生の頃アメリカでは手作りの飛行機が飛んでいることを模型飛行機の雑誌で知り、26歳の時アメリカのエバンス・エアクラフト社から図面と材料を購入し、苦心の末、6年の歳月を費やして完成させ、1986年5月11日に石川県羽咋市にある千里浜海岸を滑走路にして約20分間の初飛行に成功しました。後進の参考資料として、1996年(平成8年)9月から石川県立航空プラザで展示されています。
エバンス VP-1(写真:2013年10月4日撮影)
エバンス VP-1 諸元
名称:エバンス VP-1
種別:自家製飛行機
乗員:1名
最大速度:152km/h
巡航速度:120km/h
燃料積載量:30L
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全幅:7.2m
全長:5.4m
全高:1.6m
翼面積:3.2平方メートル
自重:200kg
全備重量:295kg
エンジン:フォルクスワーゲン改 1834cc (60hp) × 1基
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