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SH-60J 哨戒ヘリコプター


「哨戒ヘリコプター SH-60J」は、アメリカのヘリコプター製造会社のシコルスキー・エアクラフト社製SH-60 シーホークのSH-60Bを基に開発された対潜水艦戦と水平線外索敵を主任務とする海上自衛隊ヘリコプターです。三菱重工業によってライセンス生産され、1991年(平成3)8月から部隊配備が始まり、2005年(平成17)までに103機が配備されました。機体寿命は約6000飛行時間とされ、後継機種である「哨戒ヘリコプター SH-60K」への代替が進行中で、2011年3月末時点での海上自衛隊の保有数は58機となっています。なお、防衛予算の関係で全機退役は暫く先で、機体寿命延命措置が行われています。
 
哨戒ヘリコプター SH-60J(写真:2012年8月25日撮影)、富山県小矢部市でのヘリコプター&防災フェスティバルにて
哨戒ヘリコプター SH-60J
 
名称:SH-60J
種別:哨戒ヘリコプター(哨戒機)
乗員:3人(パイロット2名と航空士1名)
最大乗組員数:8名
最大速度:149kt(275km/h)
実用上昇限度:5790m
最大航続距離:約584km
全長:19.76m
全幅(主回転翼直径):16.35m、胴体幅:4.4m
全高:5.18m
エンジン:T700-IHI-401C X 2(1800SHP X 2)
自重:6.2トン
最大離陸重量:9.7トン
武装
帰投のため離陸するSH-60J、8277号機
帰投のため離陸するSH-60J
「23 8277」の機体番号から舞鶴航空基地 第23航空隊 - 第231飛行隊所属と思われます。
 
哨戒ヘリコプター SH-60Jの詳細写真
機体正面
機体正面
機体左面
機体左面
機体右面
機体右面
機首
機首
データリンク用装置(データ・リンク・システム・アンテナ)
データリンク用装置
HLR-108 ESMアンテナ
HLR-108 ESMアンテナ
コックピット
コックピット
HPS-104 捜索レーダー
HPS-104 捜索レーダー
ミサイル警報センサー
ミサイル警報センサー
キャビン
キャビン
HQS-103 ディッピング・ソナー(吊下式ソナー)
ディッピング・ソナー
ディッピング・ソナー投下口
ディッピング・ソナー投下口
メイン・ローター
メイン・ローター
メイン・ローター基部
メイン・ローター基部
エンジン排気口
エンジン排気口
テール・ブーム
テール・ブーム
スタビレーター(水平尾翼)
スタビレーター
(水平尾翼)
テール・ローター
テール・ローター
AN/ASQ-81
磁気探知機 AN/ASQ-81
赤外線暗視装置(FLIR)
赤外線暗視装置
救助用ホイスト
救助用ホイスト
チャフ・フレア・ディスペンサー
チャフ・フレア・ディスペンサー
フライトレコーダー
フライトレコーダー
バブル・ウインドウ
バブル・ウインドウ
ピトー管発煙弾コンテナ搭載機器冷却用ファン前脚後脚HFアンテナUHF/VHFアンテナVOR受信アンテナエア・インテーク(空気吸入口)、 外気温度センサー
 
ヘリコプター搭載護衛艦 ひゅうがの飛行甲板で展示される哨戒ヘリコプター SH-60J(写真:2012年6月4日撮影)、富山県・伏木港にて、8286号機
ヘリコプター搭載護衛艦 ひゅうがの飛行甲板で展示される哨戒ヘリコプター SH-60J
 
ヘリコプター搭載護衛艦 いせの飛行甲板で展示される哨戒ヘリコプター SH-60J(写真:2016年7月23日12時51分撮影)、富山伏木港の万葉埠頭にて、24-8302号機
ヘリコプター搭載護衛艦 ひゅうがの飛行甲板で展示される哨戒ヘリコプター SH-60J
 
ヘリコプター搭載護衛艦 かがの飛行甲板で展示される哨戒ヘリコプター SH-60J(写真:2017年7月15日撮影)、石川県金沢市の金沢港大浜埠頭にて、8281号機
ヘリコプター搭載護衛艦 ひゅうがの飛行甲板で展示される哨戒ヘリコプター SH-60J
 

 
海上自衛隊 航空機
対潜哨戒機 P-3C哨戒ヘリコプター SH-60J哨戒ヘリコプター SH-60K訓練支援機 U-36A輸送ヘリコプター S-61A(退役済)
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