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平安女学院 明治館
平安女学院 明治館は、1895年(明治28年)にイギリス人ハンセルの設計により、平安女学院の教育施設として建設されました。日本の近代建築史上きわめて価値の高い建築物であり、小さいながら風格をもった建物として評価されています。建築の特徴は、アン王女様式とよばれる様式を採用していることです。この様式は、19世紀のイギリスで流行したもので、学校の校舎建築に好んで使われました。明治館は、当時のイギリスの学校建築をいち早く取り入れた点でも大変貴重な建物とされています。また、建物の隅に特別の形をした煉瓦を使うなど、煉瓦造りの技術も極めて本格的なものです。明治館は建設当時、「本学教場」と呼ばれ、教室、職員室、事務室など学院全体の主たる機能を担っていました。ここでの教育がはじまった一年後には、すぐさまその近代教育が評判になり生徒数が増加しました。以来、平安女学院の建学の精神・歩みを示すシンボルとして、多くの人々の心のふるさととして存続しています。建物は、国登録有形文化財(第26-0166号)に指定されています。
平安女学院 明治館(写真:2017年1月28日15時51分撮影)、この建物は校内敷地奥にあるため普通だと見られないので写真撮影は諦めていたのですが、西側にある菅原院天満宮へ行くと境内から建物の上部を見ることが出来ました。ただし落葉した冬場限定かな。
平安女学院 明治館 地図
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平安女学院 明治館 住所:京都府京都市上京区下立売通烏丸西入り五町目町
平安女学院 明治館と周辺の近代建築物と観光名所および交通機関
平安女学院 明治館(写真:2008年11月12日撮影、構内奥にあるため全体撮影できず)
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