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高松塚古墳

いこまいけ高岡

 高松塚古墳(たかまつづかこふん)は、7世紀末から8世紀初頭(藤原京期(694年から710年)の間)に造られた古墳(円墳)です。1972年(昭和47年)の発掘調査で、日本で初めて、石室内に描かれた壁画が発見されました。墳丘の内部には、16枚の凝灰岩の切石を箱形に組んだ石室(内部の奥行き265.5センチメートル、幅103.4センチメートル、高さ113.5センチメートル)があり、その内面に塗られた漆喰を下地として、壁に色鮮やかな男女群像や青龍、白虎、玄武、日月像、天井に星宿が描かれていました。こうした壁画古墳は、日本で現在までに発見された事例としては高松塚古墳とキトラ古墳(1983年11月7日に石室内の彩色壁画を発見)しかありません。高松塚古墳に隣接して建てられている高松塚壁画館にて発見当時の壁画を模写したものが見られます。海外では、北朝鮮にある世界遺産「高句麗古墳群」の壁画が有名です。
 石室は中世に盗掘されていましたが、大刀の飾金具や銅鏡、ガラス玉などの副葬品の一部と、漆塗り木棺の破片などが出土しています。
 壁画の発見後、石室南側に保存修理のための施設を建設し保存対策が行われましたが、対策が不十分であったことにより、壁画の劣化が急激に進み、2005年(平成17年)に石室ごと取り出して修理することになりました。2007年(平成19年)に石室を墳丘から取り出し、現在は約500メートル離れた仮設修理施設で修復作業が進められています。現在の高松塚古墳は、発掘調査の成果などをもとに築造当時の姿(下段部直径23メートル、上段部直径18メートルの二段築成の円墳)に復元したものです。
 1972年(昭和47年)6月17日に国の史跡、翌年の1973年(昭和48年)4月23日に国の特別史跡に指定されました。また、高松塚古墳壁画 4面は国宝、高松塚古墳出土品は国の重要文化財に指定されています。
 
高松塚古墳(写真:2009年10月25日撮影)、二段式円墳の古墳
高松塚古墳
 
高松塚古墳 地図(Map of Takamatsu-zuka Tomb)
赤線は、近鉄飛鳥駅から高松塚壁画館までの道順です。約1km、徒歩で15分です。
 
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場所:奈良県高市郡明日香村平田
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現地案内板より
高松塚古墳壁画
高松塚古墳壁画
高松塚古墳発掘遺構図
高松塚古墳発掘遺構図
 

 
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