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明日香村
岡寺
岡寺(おかでら)は、天智天皇の時代に義淵僧正(きえん そうじょう)によって創建されたと伝えられています。現在の岡寺は、真言宗豊山派に属する寺院で、正式名称は「東光山 真珠院 龍蓋寺」、西国観音霊場三十三箇所の第七番札所となっています。本堂に安置されている岡寺の本尊は如意輪観音像で、塑像としては日本最大の仏像です。また胎内仏であったといわれる金銅半伽像は白鳳時代の様式で、仁王門や書院などとともに国の重要文化財に指定されています。4月中旬から5月中旬頃にはシャクナゲとツツジ、秋には紅葉が美しいです。
創建時の岡寺は、現在地に隣接する治田神社(はるた じんじゃ)境内と推定され、神社付近から葡萄唐草文軒平瓦などの白鳳時代の瓦が出土しています。
岡寺(写真:2009年10月25日撮影)
岡寺 地図(Map of Oka-dera Temple)、岡寺 境内地図
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住所:〒634-0111 奈良県高市郡明日香村岡806
岡寺 交通アクセス:近鉄橿原神宮駅下車し、東口より奈良交通バスに乗り、岡寺前バス停で下車し、徒歩10分
- 岡寺
- 駐車場
- 治田神社
- 治田神社バス停(奈良交通バス 37系統)
- 岡本寺
- 岡寺前バス停(明日香周遊バス(赤かめ))
- 犬養万葉記念館(南都明日香ふれあいセンター)
- 伝飛鳥板蓋宮跡
拝観案内
- 拝観時間:朝8時から17時まで(3月から11月)、朝8時から16時半まで(12月から2月)
- 入山料(2009年10月現在):一般(大学生以上)300円、高校生 250円、中学生 150円、小学生以下は無料
岡寺の文化財
- 国宝
- 木心乾漆義淵僧正坐像:奈良時代、義淵僧正は岡寺の開祖、奈良国立博物館に寄託
- 国の重要文化財
- 仁王門
- 書院:非公開
- 塑造如意輪観音坐像:奈良時代、日本最大(像高4.6メートル)の塑像、本堂に安置
- 銅造菩薩半跏像:奈良時代、京都国立博物館に寄託
- 木造仏涅槃像:鎌倉時代、東京国立博物館に寄託
- 天人文甎(てんにんもんのせん):白鳳時代、天人のレリーフがある粘土を整形したタイル状の焼物、奈良国立博物館に寄託
- 奈良県指定文化財
- その他
- 弘法大師像:鎌倉時代、絹本着色
- 扁額:鎌倉時代、伝 弘法大師筆
- 如意輪観音像:室町時代、絹本着色
- 不動明王像:室町時代、絹本着色
- 龍蓋寺縁起:江戸時代
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