いこまいけ高岡 / 奈良編
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元興寺 禅室


 禅室は、元興寺南階大坊(僧坊)の四坊分が残った建築物です。近世以降、念仏道場として知られていました。鎌倉時代に、本堂と同様に改築の手が入りましたが、大仏様式の手法を軒廻りに残しています。主要な構造部材や礎石は奈良時代の元興寺創建当初のものが今も残り用いられています。
 元興寺の禅室は、奈良時代の官大寺僧坊遺構であり、奈良時代から鎌倉時代の僧坊の面影をよく残す貴重な建物として、本堂と同じく国宝に指定されています。また本堂と同様に、屋根の南面東側に飛鳥時代の瓦である行基葺古瓦が残っています。この古瓦は、日本最古の丸瓦・平瓦を含め飛鳥時代から奈良時代のものが伝世しています。
 
元興寺 禅室(写真:2009年10月24日撮影)
元興寺 禅室
 
元興寺 禅室 地図(Map of Zenshitsu, Gango-ji Temple)
 
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元興寺の伽藍
  1. 本堂(極楽坊本堂)
  2. 閼伽棚
  3. 禅室
  4. 東門
  5. 北門
  6. 収蔵庫
  1. 元興寺講堂跡礎石
  2. 小子房(極楽院旧庫裏)
  3. 浮図田(石塔石仏群)
  4. 歌碑と墓
  5. 弁財天
  6. 鐘堂跡
  1. かえる石
  2. 西室 寺務所・意楽庵
  3. 元興寺文化財研究所
  4. 元興寺 駐車場
 

 
元興寺の伽藍と見所
本堂飛鳥時代の瓦閼伽棚禅室東門北門五重小塔収蔵庫元興寺講堂跡礎石小子房浮図田歌碑と墓弁財天鐘堂跡かえる石西室 寺務所境内地図
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