いこまいけ高岡 >
奈良県 >
奈良市地図
元興寺
元興寺(がんごうじ)は、南都七大寺の1つに数えられる真言律宗のお寺です。奈良時代には東大寺や興福寺と並ぶ大伽藍を持つ寺院でしたが、中世以降に衰退し、現在は「ならまち(奈良町)」と呼ばれる奈良市中院町の元興寺(極楽坊)と奈良市芝新屋町の元興寺 塔跡の二つの寺院に分かれています。なお中院町の元興寺(極楽坊)は、1998年に「古都奈良の文化財」の一つとして世界遺産に登録されています。元興寺の起源は、蘇我馬子が飛鳥の地に建立した日本最古の本格的仏教寺院である法興寺(現在の飛鳥寺)です。平城京遷都により、飛鳥から新都へ移され、元興寺となりました。
本尊は、智光曼荼羅(重要文化財)です。元興寺(中院町)の伽藍としては、国宝となっている本堂(極楽坊本堂)、禅室(国宝)、東大寺の門を移築した東門(重要文化財)、国宝・五重小塔を安置する収蔵庫などがあります。また本堂の西面屋根と禅室の南面東側の屋根は、一部に飛鳥時代の瓦(素焼きの赤っぽい瓦)を使用しており、非常に珍しいものです。
元興寺(写真:2009年10月24日撮影)、飛鳥時代の瓦が使用されている本堂の屋根

元興寺地図(Map of Gango-ji Temple)、元興寺詳細地図(境内)
地図の赤線は、元興寺から近鉄 奈良駅までの道順です。
地図データ 読み込み中 .....
この場所に元興寺の地図が出ないときは、ご利用のブラウザのJavaScript設定を「許可」にすることで地図表示できる場合があります。
住所:〒630-8392 奈良県奈良市中院町11番地
元興寺と周辺の見所
元興寺への交通アクセス
・徒歩:近鉄 奈良駅から徒歩15分(約1キロメートル)
・バス:最寄バス停は元興寺の東300メートルの場所にある福智院バス停
・車:駐車場あり
ページ先頭(奈良市の観光名所:元興寺)へもどる。
Copyright © 2006-2020 Ikomaike TAKAOKA. All Rights Reserved.