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元興寺 塔跡
元興寺 塔跡は、名前の通りで、奈良時代に平城京遷都で飛鳥の地から遷った元興寺の塔があった場所です。元興寺の五重塔は、一辺9.65メートル、総高72.7メートルの巨大な五重塔で、現存する近世以前の五重塔としては日本一の高さを誇る京都市の東寺 五重塔(高さ54.8メートル)よりはるかに大きいものでした。なお時代を問わなければ、福井県勝山市にある清大寺の五重塔(75メートル、1987年(昭和62年)建立、エレベータ付き鉄筋コンクリート造)が日本一の高さとなります。
元興寺の伽藍の多くが焼失した1451年(宝徳3年)の土一揆や戦国時代の争乱でも被災せず、1200年近くも創建当初の姿で現在地に建っていましたが、江戸時代末期の1859年(安政6年)に観音堂と共に焼失しました。現在は、巨大な塔跡の土壇と礎石が残り、境内の片隅の小さなお堂が建っています。国の史跡に指定されています。
元興寺 塔跡(写真:2009年10月24日撮影)、五重塔跡の土壇と礎石
元興寺 塔跡地図(Map of Site of Pagoda, Gango-ji Temple)
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住所:奈良県奈良市芝新屋町12
元興寺 塔跡の写真
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