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十輪院
十輪院(じゅうりんいん)は、元興寺旧境内地の南東端に位置する真言宗醍醐派の寺院で、山号は「雨宝山」です。奈良時代の僧 朝野魚養(あさののなかい、書道の名人)の開基と伝えられています。
国宝に指定されている本堂(鎌倉時代)は、軒や床が低く、当時の住宅の様子をしのばれる建築物です。なお奈良町には多くの社寺がありますが国宝に指定されている建造物は、元興寺の本堂・禅室・五重小塔と十輪院のこの本堂の4つだけです。本堂内には、本尊である地蔵菩薩を中心にした石仏龕(せきぶつがん、鎌倉時代、国重文)が安置されています。石仏龕には、釈迦如来、弥勒菩薩の諸仏の他、十王、仁王、四天王や北斗曼荼羅の諸尊が刻まれ非常に珍しい構成です。また境内には、不動明王石像、魚養塚、十三重石塔、興福寺曼荼羅石など多数の石仏があります。
十輪院(写真:2009年10月24日撮影)、南門から見た十輪院 本堂
十輪院 地図(Map of Jurin-inn Temple, Nara-machi)、十輪院 境内地図
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住所:〒630-8312 奈良県奈良市十輪院町27
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