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東寺 五重塔
東寺境内の南東角に位置する五重塔(ごじゅうのとう)は、高さ54.8メートルで近世以前に建てられた木造塔としては日本一の高さです。東寺の最初の五重塔は、826年(天長3年)空海により創建着手に始まりましたが、実際の完成は空海没後の9世紀末とされています。雷火や不審火で4回焼失し、現在の塔は5代目で、1644年(寛永21年)に徳川家光の寄進で建てられたものです。国宝に指定されています。
初重内部の壁や柱には両界曼荼羅や真言八祖像が極彩色で描かれ、須弥壇には心柱を中心にして金剛界四仏像(南に宝生如来坐像、西に阿弥陀如来坐像、東に阿閦如来坐像、南に不空成就如来)と八大菩薩像が安置されています。全体の形や細部の組物の手法は純和風で江戸時代初期の作風を伝える秀作とされています。五重塔の初層は、普段は閉じられていますが、毎年正月三が日だけ一般公開されます。まれに春や秋に特別公開が行われることもあります。
東寺 五重塔(写真:2009年10月27日撮影)
東寺 五重塔 地図(Map of Gojyu-no-to(Five story pagoda), To-ji Temple)、オレンジ色マーカが五重塔のある場所です。
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