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東寺
東寺 金堂
金堂(こんどう)は、東寺の中心的な伽藍(本堂)で、796年(延暦15年)に創建されたと伝えられています。創建当初の金堂は、1486年(文明18年)の土一揆で焼失し、その後1世紀近く再建されませんでした。現存の金堂の建物は、豊臣秀頼が発願し、片桐且元を奉行として、1603年(慶長8年)に再建されたものです。国宝に指定されています。
金堂の建物は、入母屋造本瓦葺きで、外観からは二階建てに見えますが一重裳階(もこし)付きです。建築様式は、天竺様(大仏様)を基本とした豪放雄大な桃山時代の代表的な建築物です。細部には、和様や唐様の技術が巧みに取り入れられ、貫や挿肘木を多用して高い天井を支える点に天竺様の特色が見られます。
金堂内部は広大な空間の中に、本尊の薬師如来坐像(像高2.88メートル、台座と光背を含めた総高10メートル)と日光菩薩・月光菩薩の両脇侍像が安置されています。薬師如来坐像の光背には7体の化仏を配して七仏薬師をあらわし、台座の周囲には十二神将像を配しています。これら三尊像は、桃山時代の大仏師 康正(こうしょう)の作で、密教的な薬師信仰を表現しています。
東寺 金堂(写真:2009年10月27日撮影)
金堂内諸仏配置図
東寺 金堂 地図(Map of Kon-do Hall, To-ji Temple)、地図の赤色マーカが金堂のある場所です。
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金堂と周辺の伽藍および見所
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