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東寺 灌頂院
灌頂院(かんじょういん)は、空海(弘法大師)により創建が着手され、完成前に空海が高野山で入定したため、東寺第二祖の実恵大徳により完成しました。その後行くたびかの焼失と再建が繰り返されました。現在の灌頂院の建物(寄棟造り)は、江戸幕府第3代将軍 徳川家光が弘法大師八百年御遠忌の1634年(寛永11年)に再建したものです。灌頂院と東門および北門は、国の重要文化財に指定されています。場所は、東寺境内南西隅の築地塀に囲まれたエリアにあります。
この灌頂院は、伝法灌頂(密教の奥義を師匠から弟子へ伝える儀式)、後七日御修法(ごしちにちのみしほ:正月の8日から14日までの間に天皇の安泰を祈願する儀式)などの儀式を執り行うための建物で、内部には仏像は安置されていません。床は石畳になっています。普段は非公開ですが、毎年4月21日「正御影供」には灌頂院絵馬の御開帳が行われます。
東寺 灌頂院(写真:2009年10月27日撮影)
東寺 灌頂院の写真
東門(鎌倉時代前期 築)
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北門(鎌倉時代前期 築)
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東寺 灌頂院 地図(Map of Kanjo-inn, To-ji Temple)、橙色マーカが灌頂院のある場所です。
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灌頂院と周辺の伽藍および見所
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