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興福寺
興福寺 五重塔
五重塔(国宝)は、730年(天平2年)に興福寺を創建した藤原不比等の娘・光明皇后の発願で創建された塔です。創建後、5度の焼失と再建を経て、現存の塔は室町時代の1426年頃(応永33年頃)の再建です。高さが50.8メートルあり、木造塔としては京都にある東寺五重塔に次ぎ、日本で2番目に高いものとなっています。現在の塔は、創建当初の場所に再建され、三手先斗栱(みてさきときょう、軒を支える組物)を用いるなど奈良時代の塔建築様式を用いつつ、中世的で豪快な手法も大胆に取り入れています。創建当初の五重塔は、高さは約45メートルで、当時日本で最も高い塔でした。各層には水晶の小塔と垢浄光陀羅尼経(くじょうこうだらにきょう)が、また初層には4天柱の各方、つまり東に薬師浄土変、南に釈迦浄土変、西に阿弥陀浄土変、北に弥勒浄土変が安置されていました。なお、現在でもその伝統を受け継ぐ薬師三尊像、釈迦三尊像、阿弥陀三尊像、弥勒三尊像が安置されています。
興福寺 五重塔(写真:2011年11月8日撮影)
五重塔と東金堂のパノラマ写真
興福寺 五重塔 地図(Map of Five-story pagoda, Kofuku-ji Temple, Nara City, Japan)
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中央の赤マーカーの場所が五重塔です。
五重塔と周辺の見所
- 五重塔:1426年頃(応永33年頃)再建、国宝
- 東金堂:1415年(応永22年)再建、国宝
- 国宝館:阿修羅などの興福寺所蔵の仏像や寺宝を展示する施設
- 仮金堂:講堂跡に建つ建物で、薬師寺の旧金堂を移築
- 中金堂跡:2018年完成に向けて再建工事中
- 中門跡基壇
- 南大門跡
- 興善院
- 南円堂:1789年(寛政元年)再建、国指定重要文化財
- 三重塔:1180年(治承4年)の焼失のあと間もなく再建、国宝
- 本坊
- 大湯屋:1426年(応永33年)頃再建、国指定重要文化財
- 菩提院大御堂:1580年(天正8年)再建
- 猿沢池
興福寺 五重塔の写真
サイト内で紹介している五重塔
奈良:
法隆寺 五重塔、
興福寺 五重塔、
室生寺 五重塔、
元興寺 五重小塔、
海龍王寺 五重小塔、
長谷寺 五重塔、
京都:
東寺 五重塔、
醍醐寺 五重塔、
八坂の塔(法観寺 五重塔)、
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