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北山十八間戸
北山十八間戸(きたやま じゅうはちけんと)は、鎌倉時代の1243年(寛元元年)に西大寺の僧・忍性によってつくられたハンセン病などの不治の重病者を保護・救済した施設です。当初は般若寺の北東に造られましたが、室町時代末期(戦国時代)の永禄10年(1567年)に三好・松永の戦い(東大寺大仏殿の戦い)で焼失し、江戸時代前期の寛文年間(1661年から1672年)に不幸な人々の療養に相応しい東大寺や興福寺の堂宇を南方に眺められる現在地に再建されました。元禄6年(1693年)に修築されています。東西約37メートルの長細い建物で、内部は18室に区切られています。1室の広さは2畳ほど(1室のみ4畳ほど)で収容者に衣食住を提供していました。中世の慈善事業の遺跡として1921年(大正12年)3月3日に国の史跡に指定されました。
北山十八間戸(写真:2011年11月7日撮影)
東側から見た北山十八間戸
北山十八間戸地図(Map of Kitayama Juhachikenko Sanatorium Site, Nara City, Japan)
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所在地:奈良県奈良市川上町454
佐保路の北山十八間戸と周辺にある見所
- 北山十八間戸
- 旧奈良市水道計量器室
- 奈良少年刑務所(旧奈良監獄)
- 般若寺
- 奈良交通バス 東之阪町バス停:北山十八間戸への最寄バス停
裏戸に刻書された「北山十八間戸」の文字
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