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般若寺
般若寺(はんにゃじ)は、奈良時代に創建されたと考えられている真言律宗のお寺です。東大寺の東側から延びる奈良坂と呼ばれる坂を登った場所に位置し、「コスモス寺」として有名です。正確な創建年代は不明ですが、寺伝によれば舒明天皇元年(629年)に高句麗の僧・慧灌(えかん)の創建とされ、奈良時代の天平7年(735年)に聖武天皇が平城京の鬼門守護のために伽藍を建立し、基壇に聖武天皇自筆の大般若経を安置し塔を建てたと伝えられています。
本尊は、八字文殊菩薩騎獅像(国の重要文化財)です。般若寺の伽藍としては、江戸時代前期の1667年(寛文7年)に再建された本堂(奈良県指定文化財)、鎌倉時代の13世紀後半に建立された楼門(国宝)、鎌倉時代に建てられた経蔵(国の重要文化財)、江戸時代前期の1694年(元禄7年)に建立された鐘楼があります。また境内には、日本の代表的な石塔の一つで鎌倉時代の1253年(建長5年)頃に南宋から来日した石工・伊行末によって造られた十三重石塔(国の重要文化財)があります。
般若寺(写真:2011年11月8日撮影)、楼門から見た般若寺境内に建つ十三重石塔とコスモス
般若寺地図(Map of Hannya-ji Temple)、般若寺詳細地図(境内地図)
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住所:〒630-8102 奈良県奈良市般若寺町221、公式Webサイト:般若寺
般若寺と周辺の観光名所および交通機関
- 般若寺と周辺の見所(地図の赤マーカー)
- 般若寺
- 奈良少年刑務所(旧奈良監獄):近代建築物
- 旧奈良市水道計量器室:近代建築物
- 北山十八間戸:国の史跡
- 般若寺への交通アクセス(地図の青マーカー)
- 般若寺バス停:般若寺の最寄バス停、JR奈良駅 / 近鉄奈良駅から奈良交通バスに乗り「般若寺」バス停で下車し、徒歩5分
- 般若寺 駐車場
般若寺の写真
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