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牛ノ首
大日岳登山道から称名川の北側斜面を登りきった場所(尾根)が「牛ノ首(うしのくび)」です。「牛首(うしくび)」とも呼ばれるようです。南には称名谷、北にはザクロ谷(雑穀谷の上流部)があります。つまり、登山道の左右は切れ落ちる断崖ということです。雪のある時期は雪渓を踏み抜かないよう、夏道でもガスが掛かると見え難いので要注意の場所です。「牛ノ首」という名前の由来は、「上から見た首」のよう尾根の両サイドが切れ落ちているためこのような名前になったらしいです。牛じゃなくて、馬でもよさそうですが、この牛ノ首は何箇所も梯子があるほど急な起伏があり、スーと伸びる馬の首より、デコボコのある牛の首に形容し易かったのでしょう。
牛ノ首は登山道のある尾根一体を指す地名らしいので、ピンポイントでここが牛ノ首って場所はなく、国土地理院の地図でも登山道のある尾根付近に「牛ノ首」と記載されているだけです。ただし山と高原地図では、標高 1,550m地点に「牛首」のポイントが記されています。また現地では、牛ノ首 西端の標高 1,475mくらいの場所に「牛ノ首」と書かれた指導標があります。なので、わたし的に、「牛ノ首 西端」から「大日平 西端」までが牛ノ首としました。いや~、尾根に出れば楽な登山道になるかと思いきや、梯子の連続でした。景色は綺麗で、2014年10月9日に行った時は、ちょうどこの辺りの標高が紅葉真っ只中でした。また、ザクロ谷の向こうにある山も綺麗に紅葉しており絶景でした。
牛ノ首(写真:2014年10月09日 8時58分撮影)、牛ノ首 西端の登山道
牛ノ首 地図(Google Map)
牛ノ首と周辺コースポイント
北側にある谷を流れる沢(写真:2014年10月09日 8時59分撮影)、ザクロ谷だと思って眺めていましたが雑穀谷?
牛ノ首 西端から少し行くと鉄梯子
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キノコ、怖くて採れない
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また鉄梯子
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紅葉が見ごろ
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称名谷と大辻山および富山平野
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牛ノ首、最後は木製の梯子階段
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