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2014年10月09日、秋の大日平から不動滝を眺める


 ここ数年、立山室堂周辺の山をうろついています。奥大日岳へは室堂の雷鳥沢キャンプ場にテントを張って往復したことはありますが、大日岳はまだ行っていません。雷鳥沢キャンプ場からピストンするには長丁場だし(出来ないことは無い)、称名平からの登山道は超急斜面で崩落場所があったりするので敬遠していました。
 そんなこんなで、2014年。私は9月27日に「錦秋の室堂から弥陀ヶ原を歩く」と題して、室堂平から弥陀ヶ原まで歩きました。2014年は例年より紅葉が早く(約1週間ほど)、おまけに室堂から弥陀ヶ原一帯が同時に紅葉するというラッキーな状態での紅葉を堪能し、標高2450メートルの室堂平から標高1930メートルの弥陀ヶ原まで下ることができました。
同じ日に写真仲間のSさんは、弥陀ヶ原の北側にある大日平へ行きました。そして「紅葉したV地渓谷の奥に滝」の写真をfacebookにアップ。聞けば「大日平山荘の裏から撮った不動滝」とのことで、これは行って見たい撮ってみたいとなり、天候を見ながら約2週間、ついに2014年10月09日行ってまいりました~。
 車やバスで大日岳登山道へ行くには、称名滝へ行くのと同じルートとなります。私は富山県民なので、車で行きます。車だと称名平駐車場に駐車します。紅葉の称名滝見物だと比較的遅い時間に行き、駐車場が満杯で大変なことになるのですが、今回は登山なので朝一番に突撃。ただし、称名道路は夜間閉鎖されるので、ゲートの開門(9~11月は朝7時から夕方18時まで)を待つことになります。
 
大日平から不動滝を眺める(写真:2014年10月09日11時52分 大日平山荘の裏にある不動滝展望台から撮影)
大日平から不動滝を眺める
 
称名平から大日平までの地図
大日平地図
 
称名平から大日岳への地図(Google Map)
 
大日岳への登山ルートの山小屋とコースポイント
  1. 称名平駐車場:標高 960m
  2. 大日岳登山口:標高 1,040m
  3. 猿が馬場:標高 1,360mくらい
  4. 牛ノ首 西端:標高 1,475mくらい
  5. 大日平 西端:標高 1,570mくらい
  1. 大日平 1,628m地点
  2. ラムサール条約登録湿地のテラス:標高 1,715mくらい
  3. 大日平山荘:標高 1,753m
  4. 大日小屋:標高 2,426m
  5. 大日岳:標高 2,501m
ここまでが事前情報でした、それでは2014年10月09日の大日平までの登山記録の始まりです。
 
 充分過ぎる余裕を持って朝5時に自宅出発、5時40分頃に途中のコンビニ(ローソン 富山吉岡店)で朝ごはんのパンと昼のオニギリを調達、5時54分頃 岩峅寺の雄山神社(岩峅 前立社壇)を通過(無事帰れますようにと心でお祈り)、5時58分頃 あるぺん村を通過、5時59分頃 立山サンダーバード(尖山登山口)を通過、6時06分頃 芦峅寺の雄山神社(芦峅中宮 祈願殿)を通過(またまた無事帰れますようにと心でお祈り)、6時12分頃に立山駅へ曲がる橋のところを直進し称名道路へ突入、順調に車を進めて来ました。6時16分に桂台ゲートに到着、ゲートの開門は朝の7時なので45分の待ちとなります。私は2番目でした。1台目の車は工事関係者らしいので、登山者の一番乗りは私でした!、平日だと人が少ないのかと思ってましたが、時間とともに車列が伸びていきました。朝パン食べて、モゾモゾしながら登山用タイツを履いて、時間つぶししましたが、暇なのでタブレットでゲーム。なんだか知らないけれど、ゲートを開けて車で2台ほど入って行きました・・・、工事の人でしょうね(と信じたい)。
 6時50分頃に、道を挟んで反対側に軽自動車が止まりました。開門のおじさんのようです。7時少し前に桂台ゲートが開けられ、ゴー。普段はおっとり運転なのですが、わたし的にコーナーを攻め頑張って運転し、称名平の駐車場には6時59分に到着。今朝到着では一番乗りでしたが、駐車場にはそれなりの台数が停められてました。まずは併設のトイレで用足し、車に戻り登山靴を履き出発、今回は事前準備をしっかりしたのでスムーズな滑り出し。
 
 7時10分に称名平駐車場を出発。7時14分に称名遊歩道のゲートを通過、このゲートも夜間閉鎖で、9月から11月の開門時間は朝7時から夕方17時半となっています。途中でサルの軍団に遭遇しながら、7時23分に大日岳登山口に到着。道幅が太くなっており、車も止められます、が登山者はここまで車で入れないので、専ら工事関係者の駐車場所?。谷側(称名川)にはベンチも作られています。ここからハンノキ滝がド~ンと眺められます、ただし今朝は水量が少ないのでチョロチョロ状態でした。また落差日本一の称名滝の上部も眺められます、こちらは推量豊富で白く太い筋(なお午前中は逆光です)。大日岳登山口では準備運動、駐車場で一緒だった若いお兄さんとお話、彼は大日岳までピストンとのことでした(若い人は元気ね)。
称名平駐車場
朝一番、称名平駐車場
レストハウス称名と称名滝
レストハウス称名と称名滝
称名遊歩道のゲート
称名遊歩道のゲート
猿
大日岳登山口から眺めた称名滝方向
大日岳登山口から眺めた称名滝方向
大日岳登山口
大日岳登山口
 7時32分に大日岳登山口を出発、登山口は標高1040メートルで紅葉はまだ先でした。樹林の中を進みます。称名谷の北斜面をズンズン登り、標高1475メートルほどの牛ノ首って尾根?まで一気に登るらしいので標高差は435メートル、崩落場所があったりするので大変そうなコースですが頑張ります。大日平で不動の滝を撮りたい一心ですね。7月には、称名滝を撮りたいがために同じくらいの標高差がある八郎坂を登っているのでまぁ大丈夫でしょう・・・。登山口から紅葉には多少早い樹林の中を大きくジグザグで斜面を登ります。そんなに急斜面ではなく普通のハイキングかな、って八郎坂も登り口付近は緩やかな斜面を折り返し登ってましたから同じパターンです。「称名滝、見えないかな~」とそれらしい方角を見てましたが最後まで見えませんでした、そうなのか見落としてるのかは不明です(ハンノキ滝は所々で見えました)。7時37分に「大日大岩」(勝手に命名)、登山道脇にある大きな岩、わたし的パワースポットに認定です。7時43分に大日岳登山口から最初のベンチとなる「第1ベンチ」(勝手に命名)を通過しました。この第1ベンチの先にある鉄橋(鉄の棒が数本)の架かる水路は、戦時中に称名滝(3段目の滝壺)から水を引いて水力発電を計画した時の送水路跡です。7時52分に「第2ベンチ」を通過、7時55分に「第3ベンチ」を通過しました。
大日大岩
大日大岩
第1ベンチからの眺め
第1ベンチからの眺め
第2ベンチからの眺め
第2ベンチからの眺め
第3ベンチからの眺め
第3ベンチからの眺め
 やたらにベンチが続きました。登山口から30分経っていないし、木製ベンチは濡れており、休憩場所にしては景色も良くないので、素通り~。後で考えれば、ベンチを置けるほど緩い登りだったのです。第3ベンチを過ぎたあたりから傾斜が急になりました、以後しばらくはベンチなし。8時08分に登山道に「木の根がゴロリン」となった場所を通過、それなりの急斜面ですべりやすいので注意が必要(私は下りの時にスッテンころりん)です。このゴロリン地点で標高が約1,290メートルほどです。この辺りが紅葉の最前線といった感じで、ちらほら紅葉を目にするようになりました。
木の根がゴロリン
木の根がゴロリン
でかい木に秋晴れの青空
でかい木に秋晴れの青空
色づいた落ち葉に緑のシダ
色づいた落ち葉に緑のシダ
 
 色の綺麗な落葉や部分的に色づいた紅葉を眺めて写真をパチリ、などとやっていると、ついにというか、やはりというか、さすが大日岳への登山道、急な階段となった登山道に出くわしました。見上げると、階段の先は、空が開けて、向こうには紅葉の綺麗な壁?が見えます。
 チョビっと頑張り、急階段を登り切ると、そこは「猿が馬場(標高1,360m)」でした。8時22分に到着なので、大日岳登山口からはジャスト50分でした。広場のような場所でベンチが設置されています。北から東にかけての斜面が断崖となっており、そこに生える樹木がパッチワーク的に紅葉していました。あ~急な崖だな~と眺めていましたが、実はその崖の上まで登ることになるのでした(ウスウスは判っていた)。これからがプチ地獄の始まりです。
猿が馬場の広場とベンチ
猿が馬場の広場とベンチ
猿が馬場から眺めた色づき始めた紅葉
猿が馬場から眺めた色づき始めた紅葉
 猿が馬場を8時26分に出発。地図を見ると猿が馬場から牛ノ首までの登山道は崖の斜面を登るようです。2010年に登山道崩落があったのもこの区間で険しい登山道のようです。8時29分に登山道の分岐点を通過、地図には分岐点がありません、多分真っ直ぐ(右手)へ行くと崩落した登山道だと思います。分岐点には左側へ行くように案内板がぶら下げれ「落石に注意して通行してください!!」と書かれていました。気を引き締めて進もうと左側を見ると、木製の梯子のような階段がありました、トラ縄もあるし、この先厳しそうです。ずり落ちそうな登山道をガシガシ登り、ふと見上げると鉄パイプを組んだ砦のような構造物発見、称名川沿いには「悪城の壁」ってのもあるので、この構造物を勝手に「大日砦」と命名しました・・・。ホントは砦ではなく、崩落斜面をコンクリートで固める工事でした。8時45分に工事用モノレール山腹駅の所に到着。大日岳登山口から称名滝方向へ少し行った場所にこの工事用モノレールの始点があるので、もし人間様もモノレールを利用できれば、シューと楽勝で登ることが出来るのだけれど。地図どおり、崖を登ります。モノレール山腹駅から6分ほど登った場所で頭上をモノレールの線路を横切っています(8時51分に通過)。左側を見ると網が張られ「あぶない!!はいってはいけません」と書かれています。レールの先には工事現場がありました。これが先ほど見上げた「大日砦」でした。大日砦の場所の登山道に初めて鉄梯子が登場しました。猿が馬場から大日砦までの区間でも鉄梯子にしてもよさそうな場所は幾つか有ったのですが、全て木製、木がガタガタで登り難かったけど、暫定登山道なので鉄梯子にはしていないのですかね。
分岐後の階段
分岐後の階段(8時30分)
こんな坂を登る
こんな坂を登る(8時39分)
工事用モノレール山腹駅
工事用モノレール山腹駅
大日砦
大日砦
崩落防止のコンクリート壁
崩落防止のコンクリート壁
初めての鉄梯子
初めての鉄梯子
 大日砦を過ぎ、称名谷南側斜面(八郎坂のある斜面)の頂部と目線が同じ位になったし、登山道の先に空が大きく見えるようになったので、ソロソロ、牛ノ首(西端)だと思い、一頑張りしました。結局、称名滝は見られませんでしたよ。
 8時56分に「牛ノ首」と書かれた案内板の場所に到着。大日岳登山口から1時間24分、猿が馬場から30分でした。ただし、ここは「牛ノ首 西端」と呼ぶべき場所です。標高は約 1,475mです。
牛ノ首への最後の登り
牛ノ首への最後の登り
牛ノ首 西端からの眺め、紅葉世界
牛ノ首 西端からの眺め、紅葉世界
牛ノ首 西端から少し行くと鉄梯子
牛ノ首 西端から少し行くと鉄梯子
牛ノ首、最後は木製の梯子階段
牛ノ首、最後は木製の梯子階段
 ちょうど紅葉の時期と重なったようで、牛ノ首の尾根道からの眺めがよかったです。起伏のある登山道で、梯子やロープ場が幾つかありましたが、滑ることもなく無事に牛首を通過。
 9時22分に木道の始まり地点(標高 1,570m)に到着しました。この場所が「牛ノ首 東端」であり「大日平 西端」、山と高原地図での「牛首」です。つまり牛の首通過に26分要しました。登山の標準コースタイムでは大日岳登山口からこの場所「牛首」まで1時間50分、今回の私の所要時間も1時間50分、完璧?、写真を撮りまくっているので「ワシ頑張ってる」って感じです。
 この大日平は木道が整備された歩きやすい登山道です。が、木道が腐食し、滑りやすく、一部では不安定でガタッと来る場所もあります。リニューアル工事中のようです。大雑把に言うと、牛首から半分くらいが多少の整備不良、後の半分(大日平山荘まで)はリニューアル完了で綺麗な木道となっていました(2014年10月9日現在)。
大日平 西端、木道の始まり
大日平 西端、木道の始まり地点
大日岳が見えるけど雲り空
大日岳が見えるけど雲り空
 木道が始まりましたが、大日平の端っこのため台地といえど多少登りになっています。標高1,600メートルまで行けば、緩やかな木道になり高原散策って雰囲気になります。9時過ぎから雲が出てきたので、爽快なハイキングとは行きませんでしたが360度開けた大日平の木道歩きは気持ちよかったです。東から天狗山、弥陀ヶ原、鍬崎山、西には大辻山、北側には大日連山、ただし雲がかかり始めて大日岳の山頂が見えるような見えないような感じです。早乙女岳は見えていたような気がします、中大日岳はよく判らないけど見えなかった、奥大日岳は稜線の向こうで元々見えない、と思う。9時30分に大日平 第2ベンチ(標高 1,595m)を通過。
木道を行く登山者、大日岳ピストン
木道を行く登山者、大日岳ピストン
赤く紅葉した虫食いの葉っぱ
赤く紅葉した虫食いの葉っぱ
 ちんたら写真を撮っていると、何人もの登山者に追い越されり、下山するグループとすれ違ったりしました。平日ながら多くの人出です。紅葉目当ての登山ですね。登る人は大日岳へのピストン、下る人は午前中のためか室堂から奥大日岳を経由し大日小屋で一泊し下山する登山グループが多いようでした。20人くらいの大集団ともすれ違いました。その時ばかりは「コンニチハ」って言い疲れたよ~。
 9時47分に大日平 1,628m地点を通過、私の勝手な地名ではなく、国土地理院の地図にも標高表記のある場所です。ただし、現地にはベンチと指導標があるだけで、明確に「1,628m地点」の案内標識があるわけではありません。
 10時11分に「中部山岳国立公園・ラムサール条約登録湿地 立山弥陀ヶ原・大日平」と書かれたラムサール条約登録湿地のテラスに到着。
大日平 1,628m地点
大日平 1,628m地点
佐々成正の埋蔵金が眠る鍬崎山
佐々成正の埋蔵金が眠る鍬崎山
ラムサール条約登録湿地のテラス
ラムサール条約登録湿地のテラス
大日平の木道
大日平の木道
 
大日平から眺めた弥陀ヶ原(写真:2014年10月09日10時12分撮影)
大日平から眺めた弥陀ヶ原
 
 頑張って登って来ました大日平山荘に10時25分に到着。大日岳登山口を7時32分に出発したので、小時間は 2時間53分でした。標準コースタイムが3時間なので、普通に頑張ったってことでしょうか・・・。
大日平山荘
大日平山荘
いざ、不動滝展望台へ
いざ、不動滝展望台へ
 大日平山荘の裏手に不動滝展望台があります。案内板があり「35m」とか「歩いて30秒」などと書かれています。チョット坂を登ると、直ぐの場所にベンチが置かれていました。東に空が広がり、眼下には称名川がV地渓谷を形成し川筋を作っています。谷の向こう側には弥陀ヶ原の台地、弥陀ヶ原の辺りの紅葉は既に終わりかけでしたが、中大日岳から称名谷への斜面の紅葉は今が盛りでした。で、目線を称名川のへ移動すると、目的の不動滝、「ド~ンと水が落ち込む雄大な」と言いたいですが、遠くにあるので(大日平山荘から不動滝までは距離して約920メートル)ちょっと小さいかな・・・。
 
不動滝(写真:2014年10月09日 12時02分撮影)
不動滝
 
中大日岳から称名谷への斜面の紅葉(写真:2014年10月09日10時59分撮影)
中大日岳から称名谷への斜面の紅葉
 
 曇り空、たまに日が射す、そして陰の部分が変化して・・・。レンズも標準ズームと望遠ズームを付け替えたりして、同じ様な写真を大量生産しながら、大日平山荘へ戻って、缶ビール(500円)を買って、展望台のベンチに座りながら、グビッと呑みながら、オニギリをムシャムシャ、そして写真をパチリ。と充実?した時間を過ごしました。時間的には余裕があったのですが、さすがに飽きてきて、ちょうど青空が一瞬でて、その写真を撮って、本日の不動滝写真の撮影終了としました。来年も来ようと思います、その時は、モット真面目な装備(D800+三脚)で来ます!結局、大日平山荘では約2時間の休憩+撮影タイムでした。
 
 12時17分に大日平山荘を出発して下山開始。12時24分 立派なベンチのある場所(標高 1,726m)を通過、12時27分 ラムサール条約登録湿地のテラスを通過、12時40分 1,653m地点のベンチを通過、12時45分 大日平 1,628m地点を通過、12時55分 大日平 第2ベンチを通過、13時03. 大日平 第1ベンチを通過、13時05分に大日平 西端に到着し、大日平山荘から38分間でした。木道歩きはこれにて終了、ここからは、梯子や階段の続く牛ノ首です。そして、13時30分に牛ノ首 西端に到り、牛ノ首を無事に通過終了しました、めでたしめでたしです。ズンズン下り、13時43分に猿が馬場を通過し、14時25分に大日岳登山口に到着、大日平山荘から大日岳登山口までの下山の所要時間は 2時間8分でした。
 時間がまだあるので、称名滝の写真撮影へ向かいました。大日岳登山口から称名滝の滝壺近くの称名橋までは徒歩20分です。橋の向こう側には滝見台園地もあります。滝見台園地まで行きましたが、今回は称名橋からの写真が一番いい感じで撮影できました。
 
称名滝(写真:2014年10月09日15時12分撮影)
称名滝
 

 
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