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2014年9月27日、錦秋の室堂から弥陀ヶ原を歩く


 朝6時半のケーブルカーに乗り、室堂ターミナルへは7時半に到着しました。11時くらいまで室堂で紅葉を撮影(錦秋の立山室堂平を歩く)し、11時10分に天狗平への分岐点の登山道へ入り、室堂平を出発。
 
錦秋の室堂から弥陀ヶ原を歩く(写真:2014年9月27日12時28分撮影)、ソーメン滝展望所から称名川の谷を望む
錦秋の室堂から弥陀ヶ原を歩く
 
 朝、室堂平に到着した時は晴れており、稜線もよく見えていたのですが、夏山のように徐々に雲やガスが出てきて、弥陀ヶ原へ向かう11時過ぎには、陽はさしているものの立山の稜線は見えなくなりました。大日連山の稜線は、大日岳は見えましたが、奥大日岳は見えない状態でした。ガスがなければ、天狗平から剱岳がチョコンと見えるはずですが、こちらも雲に隠れて見えませんでした。淋しいぞぉ~。
 ガスって稜線は見えないものの、大谷分岐へは11時19分、ここで大谷の紅葉を撮影し、大日連山見ながらテクテク天狗平を歩きつつ撮影し、天狗平山荘へは11時53分に到着。ちょうどいい時間なのでお昼ご飯、と言ってもコンビニのオニギリです。トイレは有料で100円でした。
大谷の紅葉
大谷の紅葉
天狗平山荘
天狗平山荘
 時間が無いので、早々に天狗平山荘を出発(12時12分)。天狗平から弥陀ヶ原の登山道は「一ノ谷・獅子ヶ鼻コース」と「美松坂コース」の二つあるのですが、いつもの一ノ谷・獅子ヶ鼻コースを下ります。美松坂コースは整備状況が良くないらしいです。正しい一ノ谷・獅子ヶ鼻コースは天狗平山荘から直ぐにハイマツの登山道へ入るのですが、今回は最初のところだけアルペンルートのアスファルト道を歩きます。理由はソーメン滝を見たいからです。本来の登山道を歩いてもいいのですが、その場合、登山道とアルペンルートが交差している場所からアルペンルートを通ってソーメン滝展望所まで余計に歩くことになります。12時20分にソーメン滝展望所へ到着、ソーメン滝展望所から眺めた、奥大日岳から称名川の斜面の紅葉が綺麗でした。ガスがなければ称名川の奥に別山乗越の稜線や剱岳の山頂が見えるはずですが・・・。時間がないとか言いながら、結局ソーメン滝展望所には12時32分までいました。
 
ソーメン滝(写真:2014年9月27日12時21分撮影)
ソーメン滝
 
 ソーメン滝展望所からアルペンルートのアスファルト道を150メートルほど下ると登山道との交差地点(12時36分)です。右手の登山道へ入って行きます。緩やかに下る台地で通称「鏡石平」と呼ばれる場所(標高としては 2,100m~2,250mのエリア)です。この鏡石平は私のお気に入りの場所です。木道歩きの登山道で、振り返ると東側に雄山・大汝山・富士の折立から構成される台形の立山三山を眺められます。ただ今日はガスで見えないのが残念です。鏡石平の標高 2100~2120メートル付近の場所「天狗の鼻」で登山道とアルペンルートの車道が近接しています。車道に戻るならこの場所しかありません。ここより登山道を下ると、完全に山の中に入り、次に車道へ出られるのは弥陀ヶ原となります。天狗の鼻は、鏡石平の西端に位置し、ここから標高差にして約50メートルの崖があり、天狗の鼻の西方には獅子ヶ鼻平が広がっています。室堂から弥陀ヶ原へ下る時に、体調を崩したりこの先にある鎖場に自信を持てないときは、この「天狗の鼻」が最終判断地点となります。
ガスの鏡石平
ガスの鏡石平
鏡石平の紅葉
鏡石平の紅葉
紅葉
紅葉
天狗の鼻
天狗の鼻
 天狗の鼻から下りです。木道はあるのですが、斜面にある木道で、設置されて少々年月が経ちくたびれており、所々で傾いたり浮いたりしています。なので注意しながら進むのですが、登山道周辺は紅葉の樹林となっており、足元を見ずに紅葉に見とれてしまいした。13時05分から下り始め、崖を下りきって獅子ヶ鼻平の東端(標高 2,050m)に到着したのは 13時28分でした。普通はサックと通過するのでこんなに時間は掛からないのですが、なんせ写真撮影が忙しく~。
 
天狗の鼻から獅子ヶ鼻平への登山道で見た紅葉(写真:2014年9月27日13時06分撮影)
天狗の鼻から獅子ヶ鼻平への登山道で見た紅葉
紅葉のトンネルを下りました
紅葉のトンネルを下りました
紅葉全開
紅葉全開
 獅子ヶ鼻平も先ほど歩いた鏡石平と同様に緩やかな下りの木道です。森林限界以下の標高となっているので、南の立山カルデラの斜面と北の大日連山の斜面が、ナナカマドやダケカンバの紅葉でパッチワークのようになっています。まさに紅葉のピークとなっているような感じですね。ただし、ガスっているので遠くの方が見えないとか、空が曇りで薄暗いなどなど贅沢を言えば切りがありません。まぁ晴れすぎると「光が強すぎる」って文句を言うのですがね・・・。紅葉にも飽きてきた頃なので、枯れた高山植物などはいかが?
オヤマリンドウ
オヤマリンドウ
ミヤマホタルイ
ミヤマホタルイ
たぶん、ワタスゲ
たぶん、ワタスゲ
イワショウブ
イワショウブ
 
獅子ヶ鼻平、これから行く先(写真:2014年9月27日13時58分撮影)
獅子ヶ鼻平、これから行く先
 
 獅子ヶ鼻平を西に向いて歩いて行くと、向こう側に弥陀ヶ原が見えます。そのまま木道を行くのかと、勘違いしそうな景色ですが、世の中甘くありません。同行者に「これから地獄だよ~」とささやきました。獅子ヶ鼻平は標高 1950メートルの場所までで、その先は一の谷と登山道が交わる場所(標高 1,840m)まで急な下りが続き、鎖場があります。また途中には獅子ヶ鼻岩があり、絶景を楽しめます。
 
獅子ヶ鼻岩から眺めた弥陀ヶ原(写真:2014年9月27日14時18分撮影)
獅子ヶ鼻岩から眺めた弥陀ヶ原
記念撮影、私
記念撮影、私
記念撮影、同行者 S君
記念撮影、同行者 S君
 14時22分に獅子ヶ鼻岩へ無事到着。同行者S君に「男になりたいか!?」と言い、ナンですか?などと会話をして、岩の先っちょまで行くぞ~、高所恐怖症なんですよ~、大丈夫ワシも不安定な場所恐怖症だった、慣れの問題、とか良いながら、S君を獅子ヶ鼻岩の先っちょに、ホント、怖そうでした。しかし彼は写真撮影になると人が変わったようになり、「レンズ交換」とか言いながら、荷物を置いた登山道と獅子ヶ鼻岩の先っちょを3往復してました・・・、結構やるじゃん!。私達が写真を撮っていると、女性グループがやって来て、スタスタと本当の意味での先っぽ(さすがに私もそこには立てませんでした)まで行き、けらけら笑ってました、スゴスギ、若い人だったので山での怖い経験が少ないのかもしれませんね。ズルズルと撮影していると、アッという間に時間が過ぎて、14時45分です。下り再開、急峻な鎖場が連続し、ひとまず沢へおりました(15時00分)。この沢が一の谷かと思いましたが、違いました。国土地理院の地図だと、岩崖の谷が描かれていますが川の線は引かれていません。私は8月1回と9月2回目ですが、3回とも水が流れる沢でした。滑って危ない場所です。この沢から一の谷までは、やや下りの沢沿いの崖道、所々に鎖となっています。下は結構な崖で沢になっています。おまけに滑りやすい道で要注意、弥陀ヶ原へのコースで一番危険な場所の一つです。なのでカメラをしまって、撮影禁止、とか言いながらも、私は写真を撮ってたりします。獅子ヶ鼻岩は、下から見上げるとイースター島の巨石「モアイの顔」みたいです。
沢沿いを行く
沢沿いを行く
獅子ヶ鼻岩を見上げる
獅子ヶ鼻岩を見上げる、紅葉が綺麗
 
15時22分に一の谷に掛けられた木橋を通過、水の流れが小さな滝になっていたので紅葉をバックにパチリ。
 
一の谷の紅葉(写真:2014年9月27日14時18分撮影)
一の谷の紅葉
 
 一の谷まで来れば、弥陀ヶ原は目と鼻の先です。約40mの標高差の崖を登ると弥陀ヶ原の東端へたどり着くのであと一頑張りです。崖を登りきった場所には、お疲れさんって感じでベンチがあるのでここで一休み、15時30分から10分間休憩。当初予定では15時に弥陀ヶ原ホテルに到着だったのですが、最終バス覚悟で、弥陀ヶ原ホテル到着の目標時間を16時30分に繰り下げているので、さすがに余裕でしょう・・・。
弥陀ヶ原東端のベンチから見た紅葉
弥陀ヶ原東端のベンチから見た紅葉
弥陀ヶ原の木道
弥陀ヶ原の木道
立山カルデラ斜面の紅葉
立山カルデラ斜面の紅葉
立山黒部アルペンルートと紅葉
立山黒部アルペンルートと紅葉
 16時00分に追分・一の谷分岐に到着、弥陀ヶ原ホテル方向(南東側)へ曲がります。この分岐点からは本来なら大日連山の展望がいいはずですがガスで眺められず・・・。立山高原バスの弥陀ヶ原バス停に16時25分に到着。係りの人に聞くと、直ぐ次のバスに乗れそうだったのですが、疲れているので弥陀ヶ原ホテルでコーヒーでも飲んで休憩しようという事になり、最終バス(17:20)で帰ることにしました。ちなみにホテルのレストランは外来向け営業は既に終了。
 今回の登山は、ガスで天候がイマイチだったものの、紅葉としては最高潮でナカナカ有意義な「錦秋の立山ハイキング」となりました。来年もこのコースで紅葉探訪をしたいと思います。ってか、来週も立山へ行ってしまいそうな感じです。
 

 
歩く立山アルペンルート
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