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室堂から弥陀ヶ原へのハイキングコース


 室堂(標高2450メートル)から弥陀ヶ原(標高1930メートル)へのハイキング・コースです。もちろん弥陀ヶ原から室堂へ登ることもできますが、標高差500メートルなので少々きついので、下りコースで紹介します。基本的に下るだけですが、途中の獅子ヶ鼻岩では標高差が大きく岩肌に鎖がかけられた鎖場が続きます。雨の後などで岩が濡れていると要注意の場所です。また獅子ヶ鼻岩を過ぎた一ノ谷はこのルートで一番大きな沢で、7月上旬まで残雪があります。
 
所要時間:3時間(歩行時間のみで休憩の時間は含まず)
コース概要:室堂ターミナル~(下り10分)~地獄谷への分岐点~(緩やかな下り30分)~天狗平山荘~(鏡石平~獅子ヶ鼻平、下り1時間30分)~獅子ヶ鼻岩(鎖場)~(下り50分)~弥陀ヶ原ホテル(高原バスの弥陀ヶ原バス停)
 
ハイキング記録
 ・ラムサール条約登録を記念して「夏、室堂から弥陀ヶ原へ下る」(2012年8月9日)
 ・錦秋の室堂から弥陀ヶ原を歩く(2014年9月27日)
 
弥陀ヶ原(写真:2012年8月9日撮影)、弥陀ヶ原の木道を行く
弥陀ヶ原
 
室堂から弥陀ヶ原ハイキング地図(地形図)
 
地図データ 読み込み中 .....
 
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緑線:ほぼ平坦または稜線コース、赤線:登りコース(ラインの太さは勾配をイメージ、急勾配が太線)、青線:下り
 
 ここからが、私の弥陀ヶ原へのハイキング紹介です。ちなみに行ったのは2012年8月9日(晴れ)です。2012年は弥陀ヶ原にとっては記念すべき年で「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」であるラムサール条約の登録地(2012年7月3日登録)となりました。まぁ弥陀ヶ原には水鳥はいませんが、貴重な高層湿原ということで登録されたのでしょう。ちなみに近くの大日平も合わせて登録されました。
 前日から雷鳥沢キャンプ場で野営し、 朝7時にキャンプ場を出発し、室堂へ向かいましました。本来なら地獄谷を通って行くのですが、2012年は火山ガスの影響で地獄谷の登山道が閉鎖されているので、かなり遠回りになりますが一度室堂へ向かいます。室堂では、室堂バスターミナル(ホテル立山)が基点となります。7時50分に室堂バスターミナルを出て、石敷きの散策道を数分行くと天狗平への分岐点があるので左へ曲がりそのまま下っていきます。ちょっとした下りをひたすら進むと急な階段となり、下りきった場所が大谷分岐と呼ばれる場所で、天狗平・地獄谷・室堂への分かれ道となっています。大谷分岐を通ってなだらかな下りが続き、右手には剱岳がよく見えます。
 
天狗平と剱岳 この辺りが天狗平で、チングルマをはじめとした多くの高山植物のお花畑が広がっています。大谷分岐から約30分ほど歩くと天狗平山荘に到着します。ここには立山黒部アルペンルート立山高原バスの天狗平バス停があります。
 天狗平山荘から弥陀ヶ原への登山道は「美松坂コース」と「一ノ谷・獅子ヶ鼻コース」の2本があります。現在、弥陀ヶ原へのルートで一般的なのは一ノ谷・獅子ヶ鼻コースとなっています。美松坂コース(天狗山の山肌を下るルート)は、弥陀ヶ原まで約1時間30分と一ノ谷・獅子ヶ鼻コースよりは短時間で行けるのですが湿原歩きが無いのと旧道のためあまり利用されていません。
 
鏡石平  天狗平山荘前の広場から一ノ谷・獅子ヶ鼻コースへの登山道(木道)に入ります。天狗平山荘から約600メートル木道を行くと立山高原バスが走るバス道路(立山有料道路 = 富山県道6号富山立山公園線)に出ます。アスファルト道路沿いに50メートルほど登った場所が少し広くなっており、ソーメン滝の見晴らしが良い場所があります。来た道を戻り、再び木道へ入り約400メートルで鏡石平です。鏡石平には、池塘(ガキ田)が点在し、ワタスゲタテヤマリンドウなどの高山植物のお花畑が見られます。後(東側)を見ると立山三山(雄山大汝山富士の折立)がそびえ、右手(北側)には大日連山奥大日岳中大日岳大日岳)があり、正面(西側)には鍬崎山があります。
 
獅子ヶ鼻平  鏡石平の西端にある崖を標高差にして約50メートル下った場所にある平坦な所が獅子ヶ鼻平です。北東から南西方向へ池塘を縫うように木道が整備されており、西端まで行くと目の前に弥陀ヶ原の高層湿原が目の前に広がっています。
 
獅子ヶ鼻岩  室堂から弥陀ヶ原へのハイキングコースで最も危険なルートが獅子ヶ鼻岩です。場所的には獅子ヶ鼻平から一ノ谷へ下る断崖(標高差110m)です。室堂から下ってくると「結構厳しい下りだなぁ~」って感じで何処が獅子ヶ鼻岩なのかよくわかりませんでした。一ノ谷の沢まで下って弥陀ヶ原の台地まで再び登った場所に休憩ポイントがあり振り返ると断崖に岩が露出した場所があり「あ~、アレが獅子ヶ鼻岩」だったのかと確認できた次第です。はっきり言って室堂から弥陀ヶ原へのハイキングコースを甘く見ていたのですがこの獅子ヶ鼻岩の鎖場だけは本物の登山コースでした。晴れていて乾いていたから良かったものの濡れていたらかなりの難コースです。
 
弥陀ヶ原  獅子ヶ鼻岩をグッと下って一ノ谷の沢から多少登って弥陀ヶ原の東端に到着です。ここからは木道が続き、所々に沢があり、軽いアップダウンが数回あり、弥陀ヶ原への散策道へと入っていきます。散策道は立山高原バスの弥陀ヶ原バス停を基点に設定され、大回りコースと小回りコースが設定されています。室堂から下ってきた場合、大回りコースの一角の木道へ入ることになります。この合流地点で左手に曲がって進むと、池塘(ガキ田)の多い場所を通り、小回りコースと合流し、ガキ田の広場を通過し、弥陀ヶ原ホテルの脇へ出ます。前述の合流地点で左手に曲がらず直進すると大回りコースを進むことになります。私は時間もあるのでこちらを行きました。2車線?となった木道をしばらく行くとちょっと大きな沢でアップダウン、さらに行くと自動車道の手前で左手へ背の低い木立(車道沿いの木道)を進みます。また分岐点で、右手は駐車場、左手は湿原と言うことで、左手へ進み、小回りコースと合流し、ガキ田の広場を通過し、弥陀ヶ原ホテルの脇へ出ました。11時40分の到着(室堂から約4時間)です。そろそろお昼なので弥陀ヶ原ホテルのレストランで食事、生ビールと雲海丼定食を頂きました。
 弥陀ヶ原から室堂へ戻るには、再び登山道で帰るのも可能ですが、あの獅子ヶ鼻岩を登って行くのはしんどそうなので、立山高原バスで戻りました。美女平と室堂バスターミナル以外のバス停からの途中乗車も可能ですが、途中のバス停からの乗車は予約が必要(繁忙期は弥陀ヶ原バス停に職員が常駐)です。
 

 
歩く立山アルペンルート
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