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富士の折立
富士の折立（ふじのおりたて、標高 2,999メートル）は、立山三山（狭義の立山連峰）の一つです。雄山からは片道40分程度です。富士の折立では、岩の隙間に高山植物のイワヒゲが生育しています。私は、ずっと富士の折立は山頂部に登ることが出来ない（岩だらけでルートが無い）と勘違いしていましたが、真砂岳へ下る登山道からちょっと外れて、富士の折立の岩肌を巻くように踏み跡があり、山頂部へ登ることが出来ます。ガスの日は危なそうですが、晴れの日に数人の登山者が富士の折立の頂に立っていました。「2999メートル」と言えば、あの剱岳と同じ標高です。
かつて立山信仰が盛んだった時代には、雄山に「立山の神（立山大権現雄山神、本地仏：阿弥陀如来）」、大汝山に「白山の神」、この富士の折立に「富士の神」が祀られていました。また多くの立山曼荼羅の絵には、富士の折立のある場所に富士山の絵が描かれています。なお現在では、富士の折立の山頂に祠はありません。
富士の折立（写真：2016年9月01日10時58分撮影）
富士の折立 地図（Google Map）
室堂ターミナルから一の越と雄山を経て富士の折立までの登山ルートデータ：
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富士の折立と周辺の山
富士の折立 山頂（写真：2016年9月01日11時24分撮影）、写真中央の岩が最高ピークですが怖くてのこの岩には登れませんでした。
山頂にあった雷鳥の可愛い山名板（写真：2016年9月01日11時24分撮影）、雷鳥の絵がいい感じです。白い花はナニかな？少なくても立山では見かけない花です・・・。
富士の折立から眺めた大汝山（写真：2016年9月01日11時17分撮影）
2006年、富士の折立（写真：2006年7月26日10時56分撮影）、夏場だとガスがかかりやすいので、こんな感じが多いです。
2010年、富士の折立（写真：2010年8月6日9時19分撮影）
2013年、富士の折立（写真：2013年9月29日 12時18分撮影）
台形の山「立山三山」の左肩にあるのが富士の折立
弘法から千寿が原まで続く探勝歩道にある滝見台から見た富士の折立（写真：2014年10月19日11時47分撮影）
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