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弘法・千寿が原 探勝歩道 /
称名滝
滝見台
滝見台(たきみだい)は、弘法から千寿が原まで整備されている探勝歩道(登山道)の途中(コースポイントとしては、桑谷と美女平 車道横断ベンチの間)に位置し、標高 1,250メートルの場所にあります。この滝見台は、立山高原バスが走る立山黒部アルペンルートの車道沿いにあり、雨やガスがかかっていなければ、高原バスは停車し、乗客に称名滝を見せます。それほど、称名滝を眺めるには絶好ポイントとなっています。
探勝歩道から称名滝が見える場所は、この滝見台を含めて3箇所(他は大観台と伏拝み)ありますが、称名滝が一番素敵に見えるのはここ滝見台だと思います。なお午前中(特に朝)は、逆光となるので、景色全体が白っぽく見え、はっきりと滝は見えません。滝見台までハイキングをして、じっくり称名滝の写真を撮ろうとしましたが、バスがガンガン来て、停車し乗客が滝にカメラを向けるので、迷惑にならないようにバスが来るたびに脇へ隠れていたのですが、大変でした・・・。
滝見台から眺めた称名滝(写真:2014年10月19日 12時12分撮影)
高原バスの車窓から称名滝を撮った感じ(写真:2014年10月19日 12時06分撮影)
滝見台 地図(Google Map)
滝見台周辺の探勝歩道のコースポイント
荻原井泉水の句碑(写真:2014年10月19日撮影)「滝をおとし 全山木の葉を おとしおわり」
荻原井泉水が1962年(昭和37年)晩秋に弥陀ヶ原を訪れた時に詠んだ句で、紅葉が終わった静かな山の風景を詠っています。11月にもなると、標高 1,250メートルのここ滝見台でも雪が降るようになり、落葉樹の木々は葉を落とします。
西国33所観音 21番石仏(写真:2014年10月19日撮影)
滝見台には「聖観音菩薩」と「丸顔のお地蔵さん」の2つの石仏があります。聖観音菩薩の台座には、「文化八年(1811年)」の銘が彫られています。この2つの石仏は立山登拝の旧道に安置されていたものを、現在地に移設したものです。
滝見台から眺められる山々と山小屋
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