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弘法


 「弘法」という地名は、弘法大師が地面に錫杖を突き立てたところ、清水が湧き出したという伝承に由来しています。弘法バス停は、立山高原バスの臨時バス停です。弘法から千寿が原へ続く探勝歩道と称名平まで下る八郎坂への起点となる場所です。八郎坂の開通(例年6月上旬)に合わせて、バスへの乗降の取扱が行われます。下車時は運転手さんに言えば停車して降ろしてもらえますが、乗車時は事前に予約しなければ乗車できません(座席が無い・・・)。
 立山黒部アルペンルートの車道の南側に駐車スペースがあり、そこに美女平行きのバス停があります。この南側のスペースから東へのびる木道は追分・弥陀ヶ原へ続いています。
 車道を渡って北側には石仏「弘法大師石像」があり、木道を30メートルほど東へ行き、樹林の中にへ入り、直ぐに、「弘法・千寿が原 探勝歩道」の起点となる弘法休憩広場があります。この休憩広場の場所は、かつての弘法小屋の跡地です。私は現地で確認できませんでしたが、弘法清水跡が広場の近くにあるらしいです。
 弘法小屋は、立山登山の宿泊地として重要だった山小屋(立山室堂に次いで歴史のあった山小屋)です。アルペンルート開通により、バスで室堂まで行けるようになったため、役目を終え山小屋が閉じられ、現在は遺構も残されていません(平成7~8年頃に重機で整地し広場化)。
 
弘法(写真:2014年10月19日9時02分撮影)
弘法
 
弘法 地図(Google Map)
 
弘法と周辺の探勝歩道のコースポイント
  1. 1737m地点のテーブル
  2. 七曲の車道撮影ポイント:標高 1,680m
  3. 1673m地点のテーブル
  4. 弘法バス停:標高 1,628m
  5. 弘法公衆トイレ:標高 1,612.2m、三角点「称名滝」
  1. 八郎坂下山口:標高 1,580m
  2. 弘法/美女平/八郎坂の分岐点:標高 1,560m
  3. 伏拝み:標高 1,530m
  4. 1525m地点の休憩広場
  5. 1511m 立山杉の巨木
弘法・千寿が原 探勝歩道の弘法休憩広場
弘法休憩広場
石仏「弘法大師石像」
石仏「弘法大師石像」
弘法バス停
弘法バス停
八郎坂、美女平方面 探勝歩道入口
八郎坂、美女平方面 探勝歩道入口
 
弘法~追分案内地図、弘法バス停のある駐車スペースの一角にある案内板です。
大観台や八郎坂から弘法と追分を経て弥陀ヶ原までのエリアの地図があり、その下には中部山岳国立公園・立山黒部アルペンルート(立山ケーブル・立山駅から室堂を経て黒部ダムまで)の概略地図があります。
弘法~追分案内地図
 

 
弘法・千寿が原 探勝歩道(弘法から美女平を経て立山駅)ハイキング
弘法弘法公衆トイレ八郎坂下山口八郎坂上の休憩広場伏拝み1525mの休憩広場大観台上ノ小平休憩広場桑谷1408mの休憩広場1350mの休憩広場1290mの休憩広場滝見台悪城の壁 最上部下ノ小平休憩広場ぶな平休憩広場仙洞杉1176mの休憩広場美女平車道横断ベンチ美女平探勝歩道材木坂コース
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