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ハイキングと登山
室堂から雄山への登山コース
室堂から
雄山への単純往復ハイキングコース、「
立山登山」と呼ばれるコースです。初心者(小学生や高齢者)でも比較的容易に行けます。かつては立山信仰としての登山だったため「立山登拝」と言われていました。
所要時間(往復):3時間30分(歩行時間のみで休憩の時間は含まず、一般登山者のコースタイム、初心者であれば1.5倍くらいが目安です)
コース概要:室堂ターミナル~(平地10分)~室堂山荘~(登り30分)~祓堂~(登り20分)~一の越~(登り60分)~雄山~(下り40分)~一の越~(下り15分)~祓堂~(下り25分)~室堂山荘~(平地10分)~室堂ターミナル
浄土山付近の雪渓を行く登山者(写真:2006年8月16日)
室堂から雄山への登山コース地図(立山登山地図)
室堂ターミナルから一の越を経て雄山までの登山ルートデータ:
GPX 形式 /
KML 形式
立山登山のコース・ポイント
- 室堂ターミナル:アルペンルートのバスターミナル
- 立山室堂山荘:木造平屋の2棟の建物は国指定重要文化財、隣に現代の室堂山荘(山小屋)があります。
- 祓堂:この世とあの世の境目
- 一の越山荘:雄山への尾根の鞍部、トイレあり
- 雄山神社 峰本社:雄山の山頂、立山登山の目的地(頂上に立つには参拝料が必要)
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「富山県民なら一度は登る」とも言われる!?立山です。立山登山で最も一般的なコースです。室堂ターミナルから整備された遊歩道が途中まで伸びています。
室堂ターミナルから遊歩道を歩き10分ほどで木造の古びた山小屋「
室堂山荘」を左手に見ながら更に進みます。途中、
浄土山(コース右手の三角形の山)付近で幾つかの雪渓を歩き「
祓堂」へ到着。
祓堂は小さな祠ですが、立山信仰では下界と神域の境界とされ、昔の修験者はこの場所で身を清めて山に登ったとされています。と言うことで、現代に生きる俗物の私もこの場所で休憩です。次のポイントである一の越山荘が目の前に見えて近そうなのですが、なかなかの急坂です(登山道は綺麗に整備されています)。
祓堂から登り坂を20分で山小屋(
一の越山荘)のある一の越(標高2700メートル)です。この場所は登山道の分岐点になっており、北へ行けば目指す雄山、東は黒部湖(黒部ダム)、南は
龍王岳、鬼岳、獅子岳、五色ヶ原へのルートになっています。この場所でも休憩を取り、黒部湖周辺と山並みを堪能し、雄山への登りに備えて靴ヒモをしめ直します。
いつも思うのですが、
一の越から雄山を見上げると「結構近い」ように見えます。実際には標高差で300メートルもあり、夏場のピーク時には、小中学生の団体さんがいたりして結構渋滞します。一の越って地名があるくらいなので当然のことながら二・三・四・五の越まであります。
二の越・
四の越は気づかないほど小さな場所でたぶんそのまま素通りです。
三の越は、なだらかな登山道になりそれなりに広い場所で休憩場所になります。五の越は、目指す「雄山」で雄山神社峰本社と社務所があります。
一の越から
雄山まで60分の登山道を登り山頂に到着です。この場所には雄山神社の社務所と雄山神社峰本社があります。標高3003メートルの雄山山頂は
雄山神社峰本社(立山雄山神社本宮)となっています。山頂に立つには、登拝料500円が必要です。
時間と体力に余裕があれば稜線づたいの登山道を北へ進み富山県最高峰の
大汝山(標高3015メートル)へ行ってみる(往復約40分)のもの良い思い出になるかもしれません。
帰りは、来たルートをそのまま辿るだけで道迷うことはありませんが、雄山から一の越のルートは急な下りなので充分注意が必要です。
私の立山登山
- 2006年7月26日:雄山と大汝山および富士の折立を経て大走りから下山(日帰り)
- 2006年8月16日:浄土山と龍王岳を経て雄山(日帰り)
- 2008年7月30日:室堂ターミナルから雄山(日帰り)
- 2010年8月06日:立山縦走(反時計回り = 雄山 -> 大汝山 -> 富士の折立 -> 真砂岳 -> 別山)
- 2013年8月09日:雷鳥沢キャンプ場から雄山山頂
- 2013年9月29日:立山縦走(時計回り = 別山 -> 真砂岳 -> 富士の折立 -> 大汝山 -> 雄山)
- 2014年6月30日:夏山開き前日に立山登山、室堂ターミナルから雄山と大汝山(日帰り)
- 2016年9月01日:立山三山(雄山、大汝山、富士の折立)を経て大走りから下山(日帰り)
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