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秋の立山室堂 /
ハイキングと登山
2014年9月27日、錦秋の立山室堂平を歩く
2014年9月27日(土曜日)に立山の室堂平へ紅葉を見に行きました。前日26日の金曜日に「室堂の紅葉綺麗です。」って県内ニュースでバンバン放送されたので、ケーブルカー立山駅は珍しく富山県民を多く見かけました。時間待ちでそれらの人とおしゃべりしてると、皆ニュースを見て「堪らなくなって、来ちゃった〜」と笑ってました。
ニュースの紅葉を見る前から今回の山行きを決めていました。まぁ 9月27日なら、室堂の紅葉が終わっていても、室堂から弥陀ヶ原の間の何処かで必ず紅葉を見られるから土曜日に紅葉の写真を撮りに行こうと、珍しく単独行ではなくカメラ友達を誘っていきました。
昨年も9月29日に立山へ行っているので、おおよその塩梅(あんばい)は理解していたので、とりあえず朝一番の高原バス(6時40分)に乗れるようにとケーブルカー立山駅に6時集合としました。私は5時45分頃に到着したのですが、既に切符売り場が営業を始めていました。紅葉の季節に相応な人出となっており、切符売り場は行列(夏山より多い登山者)でした。なので、臨時便が出ているようで、6時のケーブルカーというのもあり、高原バスも臨時バスで7時過ぎには室堂へ着けたかもしれません。私は、6時30分のケーブルカーで、美女平からは待つこと無く、高原バスに乗り込み、8時には室堂平を歩き始めていました。
紅葉の室堂平(写真:2014年9月27日8時00分撮影)
室堂ターミナルから立山室堂山荘への散策道で振り返り大日連山を眺める。
7時30分頃に室堂ターミナルに到着した時は多少の雲があるものの晴れでした。台形の立山三山の上に太陽がある時間帯のため、「紅葉燃ゆる立山」って感じの構図での写真撮影は断念しました、残念。それでも、
立山室堂山荘から雄山〜大汝山〜富士ノ折立が連なる立山三山を眺めつつ、「やっぱり逆行がきつく、よく判らない写真だぁ〜」とぼやきながら写真を撮影、パチリ。室堂山荘から
玉殿の岩屋への登山道から眺める立山三山はお勧めの撮影スポットなのですが、逆光なのでそこへは行きませんでした。
秋の立山連峰(パノラマ写真:2014年9月27日7時53分撮影)午前中も早い時間のため完全に逆光・・・。
室堂山荘の次は、私の定点撮影ポイントとなっている「
みどりが池」です。風がなければ湖面(池面か?)に「逆さ立山三山」となるのですが、こちらも逆行なので期待できません。やはりダメでした、こんな時は「ハーフNDフィルター」が有ればいいのでしょうか?
みどりが池
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定点撮影ポイントから見た「みどりが池」
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草紅葉は終わっているのですが、山の斜面はナナカマドの赤い紅葉が綺麗です。立山三山は逆光なので諦め、雷鳥坂の紅葉を狙うことにしました。室堂平の紅葉撮影は2時間を予定してましたが、雷鳥荘まで足をのばすことにしました。午前中の早い時間なので、雷鳥坂は斜光となっており、腕さえあればいい写真を撮れる時間です。8時44分頃にみどりが池を離れて、
みくりが池北側の散策道を西へ進みます。北側の直下には
血の池があり、遠くを見ると雷鳥坂の急斜面が眺められます。いい感じで紅葉しています。もちろん南側を見るとみくりが池を眺められます。エンマ台展望台へ到着。この場所は、東を見れば立山三山、西を見れば
地獄谷と
大日連山を眺められる展望ポイントです。
エンマ台展望台への散策道にて
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血の池と雷鳥坂
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みくりが池
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地獄谷と大日連山
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エンマ台展望台から雷鳥荘までの登山道、これまた立山三山の眺めが素晴らしい道です。尾根道のような登山道になっており、右手には血の池を見下ろせ、左手下にはりんどう池があります。りんどう池の向こうは、これから回り込む登山道があり、その向こうには雷鳥坂の斜面を眺められます。西風が吹いているので、地獄谷からの火山ガスが吹き込んでおり、ガスがかかったような状態で霞んで見えました。チョット咳き込みながら登山道を歩き、雷鳥荘近くのベンチへ到着しました。「絶景かな雷鳥坂」です。斜面の下には私がよく利用する
雷鳥沢キャンプ場が見えます。9月末ですが、紅葉真っ盛りの週末のため、テントの花が咲いていました。
雷鳥坂の紅葉(写真:2014年9月27日9時32分撮影)
9時50分くらいまで雷鳥荘近くのベンチで
雷鳥坂の紅葉を撮影し、来た道を戻りました。エンマ台展望台から次に
みくりが池温泉の横を通り、
みくりが池の展望地で池の写真を撮り、みくりが池南側の登山道を進みます。運がよければ雷鳥を見られる場所なのですが、今日は出てこないようです。数人の登山者に聞いて見たのですが、本日雷鳥を見た人はゼロでした。やはり、この時期は雷鳥ウォッチには向かないようです。
りんどう池
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みくりが池
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そして&ようやく室堂ターミナル近くの「天狗平への分岐点」にたどり着いたのは11時5分頃でした。ホントは10時にここへ着く予定でしたが、雷鳥荘まで足をのばしたのと撮影に夢中になり過ぎたため1時間予定を超過しました。元々余裕を見ているので問題ないはずですが、弥陀ヶ原まで降りられるのかしら・・・。
この後の行動は「
2014年9月27日、錦秋の室堂から弥陀ヶ原を歩く」へと続きます。
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