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室堂
みくりが池
みくりが池に流れ込む川は無く、雪解け水や雨水で出来た池です。みくりが池は、立山火山の水蒸気爆発によって出来た凹地に水がたまった周囲約63メートル、水深約15メートルの池(火山湖)です。魚のいない(プランクトンやカワゲラの幼虫などは住んでいる)貧栄養型の湖沼です。「みくり」は漢字で「御厨」と書き、神様の食事を調理する場所のことです。朝夕の風か止む時間帯には、湖面のさざ波が無くなり、みくりが池が水鏡となり、立山や浄土山が湖面に写り込みます。池のほとりには、日本で一番高い場所にある「みくりが池温泉」があります。みくりが池周辺のハイマツの茂った場所で雷鳥を見かけることが出来ます。
室堂ターミナルからみくりが池(展望ベンチのある場所)までは単純に往復する場合は約30分(見物も入れると1時間強)です。ただし時間は短いですがチョットした下りと登りがあります。お薦めの散策コースは、室堂ターミナル~みくりが池~エンマ台展望台~みどりが池~室堂山荘~室堂ターミナルへもどるルート(休憩含めて約2時間)です。
みくりが池(写真:2013年8月7日12時45分撮影)
みくりが池(パノラマ写真:2011年7月14日15時02分撮影)、西から展望
みくりが池地図
みくりが池 地図(Google Map)
みくりが池と周辺のコースポイント
南から展望したみくりが池(パノラマ写真:2014年7月26日9時18分撮影)
写真には、「散策道~みくりが池温泉~剱岳~別山乗越~別山~真砂岳~立山三山」の範囲で写っています。
みくりが池と立山(左側の山の連なりが富士の折立・大汝山・雄山、三角形の山が浄土山)
みくりが池とみくりが池温泉(写真:2008年7月30日撮影)
「みくりが池」の四季
4月のみくりが池(写真:2014年4月25日15時05分撮影)、24mmのレンズでは入りきりませんでした。
5月のみくりが池(写真:2014年5月30日8時54分撮影)湖面に積もった雪が融け、池の周辺部に水が出てきました。2013年から2014年の冬は雪が少なかったので例年より早い雪解けです。
6月のみくりが池(写真:2014年6月30日15時48分撮影)
梅雨の真っ最中につき生憎の天候です。6月下旬にもなると湖面の雪が融け、かなり池らしくなってきました。
7月のみくりが池(写真:2011年7月14日15時06分撮影)、残雪のみくりが池
7月、雪解け進むみくりが池(写真:2014年7月26日9時15分撮影)、池の中の雪はほぼ溶けていますが、池の南側の斜面は雪が残っています。
8月のみくりが池(写真:2012年8月08日14時12分撮影)
9月のみくりが池(写真:2013年9月28日13時38分撮影)、秋のみくりが池と立山三山および浄土山
10月のみくりが池(写真:2012年10月13日18時55分撮影)
11月のみくりが池(写真:2013年11月9日13時41分撮影)、湖面が凍り始めた初冬のみくりが池
冬のみくりが池(写真:2013年11月23日14時54分撮影)
2014年アルペンルート最終日のみくりが池(写真:2014年11月30日10時51分撮影)
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