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立山
立山の雷鳥
雷鳥(ライチョウ、学名:Lagopus mutus)は、キジ目ライチョウ科の鳥です。特別天然記念物に指定され、長野県・岐阜県・富山県の県鳥になっています。夏は褐色、冬は純白と季節によって羽毛の色が変化するのが特徴です。
本州中部の高山地帯のみに生息する氷河期の遺存種で、氷河が後退する際に高地に取り残されたと考えられています。2005年の調査によれば、新潟県頸城山塊の火打山と焼山に約25羽、北アルプス朝日岳から穂高岳にかけて約2000羽、乗鞍岳に約100羽、御嶽山に約100羽、南アルプス甲斐駒ヶ岳から光岳にかけて約700羽生息し、日本国内では合わせて約3000羽程度が生息していると推定されています。
5年ごとに立山地域(室堂平を中心とした雄山、別山、浄土山、
奥大日岳など)で雷鳥の生息数調査が行われています。平成18年6月に行われた現地調査では、視認されたライチョウの成鳥の生息数は160羽、推定生息数は245羽とされました。冬季は
丸山や油尾根の北西斜面、7月中旬から9月にかけての育雛期にライチョウの親子が丸乗谷(みくりが池から西側に伸びる2つの尾根に挟まれた鞍部)でよく観察されるようです。
雷鳥(写真:2014年5月30日撮影)、みくりが池周辺の散策道にてオス雷鳥
龍王岳周辺で見た夏毛のメス雷鳥
羽ばきをする雷鳥のヒナ(写真:2010年8月5日撮影、
みくりが池周辺にて撮影)、成鳥になると飛べるようになります。
それぞれの場所で私が見た雷鳥
雷鳥 写真
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