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屋台
鳳凰台
鳳凰台(ほうおうたい、一之町中組)の創設年代は不詳です。前代の屋台は、江戸時代後期の文政年間(1818年から1830年)の製作で、1891年(明治24年)に破損のため廃台となり取り壊されています。屋台先の上部で組内の児童に歌舞伎を演じさせた時代もありましたが現在は行なわれていません。
現在の鳳凰台の屋台は、1917年(大正6年)に製作が始められ、1922年(大正11年)に完成しました。設計・製作共に高山町の村山群鳳によって行なわれ、彫刻は富山県井波町(現在の南砺市)の彫刻師・大島五雲の作、塗師は和田卯之助、金具は町田長之助と町田吉太郎です。見送り幕の画は、長谷川玉純の傑作「鳳凰飛舞の図」であり、幕の縁地・西陣織の瑞雲下絵も長谷川玉純の図案によるものです。中段にある鳳凰の彫刻は富山県井波町の彫刻師・南部白雲の作です。
鳳凰台 写真
鳳凰台の屋台 全景
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鳳凰台の見送り幕
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鳳凰台 屋台の構成要素毎の写真
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