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屋台
青龍台
青龍台(せいりゅうたい、殿町組)の創設年代は不詳ですが、1813年(文化10年)以前から屋台が存在したことが古文書の記載により明らかになっています。また、からくり人形(木偶(でく)人形)は、「福禄寿と童子・鶴亀」にて天保年間(1830年から1844年)より存在していました。
現在の青龍台の屋台は、1933年(昭和8年)から1941年(昭和16年)にかけて皇紀2600年記念事業として大改修を行なったもので、大工は古川町の中村房吉、彫刻は富山県井波町(現在の南砺市)の岡部圭秀、塗装は石川県輪島町の稲垣忠右衛門、見送り幕は京都市の堂本印象 作「天拝の龍の図」、金具は高山町の不破健人となっています。
福禄寿と唐子童子のからくり人形は、上段の樋(とい)の上を「手吊り足吊り、すってんてん、いひょう」の掛け声と三味線囃子に合わせて踊ります。クライマックスで福禄寿の左手の亀の甲が割れ、中から鶴が羽ばたき、口から赤い短冊形の旗が飛び出し、金銀色紙が飛び散るからくりとなっています。
青龍台 写真
青龍台の屋台 全景
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青龍台 右側面
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青龍台 屋台の構成要素毎の写真
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