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酒船石
酒船石 石垣
この石垣は、酒船石のある丘も北斜面にあり、1992年(平成4年)の発掘調査で発見されました。発掘調査の結果、この丘は版築状に3メートルほど盛土された人工の丘陵で、石垣は飛鳥産の花崗岩を地覆石状に並べて基礎として、その上に天理から奈良市にかけて多く分布する凝灰岩質細粒砂岩の切石を積み上げて築かれていました。発掘時は倒壊していましたが、一部の石垣が復元され覆屋の下で公開されています。
石垣のある酒船石遺跡は、日本書紀の斉明天皇の条にある「宮の東の山に石を累ねて垣とす」「石の山丘を作る」という記事に該当する遺跡と考えられています。なお斉明天皇の宮は、後飛鳥岡本宮と伝えられています。場所は特定されていませんが、酒船石の西に位置する伝飛鳥板蓋宮跡?ではないかとの説が有力です。
石垣(写真:2009年10月25日撮影)
酒船石遺跡の石垣 地図(Map of Ishigaki(Stone wall), Sakafuneishi Ruins)
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場所:奈良県高市郡明日香村岡
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