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西院伽藍
法隆寺 中門
中門(国宝:1951年(昭和26年)6月9日指定)は、飛鳥時代に造られた入母屋造の二重門(四間二戸二重門、梁間三間、入母屋造、本瓦葺)です。日本の寺院の門は、通例であれば正面の柱間が奇数(3間、5間、7間等)になるのが普通ですが、この中門は正面柱間が4間で、真中に柱が立つ点が特徴です。柱は、ギリシャ神殿を思わせるエンタシスの柱になっており、深く覆いのかぶさった軒やその下を支える組物や公欄が見事です。門内の左右に塑造金剛力士立像を安置しています。日本最古(奈良時代の8世紀初頭)の仁王像として貴重なものですが、風雨にさらされる場所に安置されているため、補修が甚だしく、吽形(うんぎょう)像の体部は木造の後補に代わっています。門は現在、出入り口としては使用されず、廻廊で仕切られた金堂等への拝観は回廊の西南隅から入ります。
法隆寺 中門(写真は2008年11月10日撮影)
法隆寺 中門 地図(中央のポインターの場所が中門です)
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法隆寺 中門の写真
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