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東院伽藍
法隆寺 夢殿
夢殿(国宝:1951年(昭和26年)6月9日指定)は、奈良時代の739年(天平11年)建立に建立された建物(八角円堂、一重、本瓦葺)です。夢殿の堂内には、聖徳太子の等身像とされる救世観音像(飛鳥時代、国宝)が安置されています。他には、行信僧都座像、道詮律師座像、聖観音立像(平安時代)、聖徳太子の孝養像(鎌倉時代)が夢殿の堂内に安置されています。
法隆寺 夢殿(写真は2008年11月10日撮影)
法隆寺 夢殿の詳細写真
宝形
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風鐸
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鬼瓦
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夢殿の内部(暗いですが、聖観音立像)
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夢殿に安置されている仏像
観音菩薩立像(救世観音、国宝)は、木造で飛鳥時代の作です。当初のものと思われる金箔がよく残っています。夢殿中央の厨子に安置されています。長年秘仏とされ、白布に包まれていた像で、明治初期に岡倉天心とフェノロサが初めて白布を取り「発見」した像とされています。現在も春季(4月11日から5月18日)と秋季(10月22日から11月22日)の一定期間しか開扉されない秘仏となっています。
行信僧都座像(国宝)は、天平時代の乾漆像です。行信は東院の建立に尽力した人物です。この像は、極端な吊り目の怪異な容貌が特徴となっています。
道詮律師座像(国宝)は、平安初期の作です。この時代の仏像はほとんどが木彫ですが、道詮律師座像は珍しい塑造です。道詮は、荒廃していた東院の復興に尽力した人物です。
聖観音立像(重文)は、救世観音の背後に立っています。
法隆寺 夢殿 地図(中央のポインターの場所が夢殿です)
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