いこまいけ高岡 / 奈良編
いこまいけ高岡 > 奈良県 > 奈良市地図 > 奈良公園地図 > 東大寺 > 大仏殿

奈良の大仏(盧舎那仏)


 盧舎那仏(るしゃなぶつ、通称:奈良の大仏、国宝)は、像高14.98メートル、頭部5.41メートル、目長1.02メートル、耳長2.54メートル、台座高さ3.05メートルもある日本最大の大仏です。752年(天平勝宝4年)の創建(開眼)以来、二度の兵火にかかり焼失と再建を繰り返し、現存する盧舎那仏は江戸時代前期の1691年(元禄4年)に完成したものです。頭部は江戸時代、胴体部は大部分が鎌倉時代から室町時代の補修です。台座、右の脇腹、両腕から垂れ下がる袖、大腿部、台座の一部(蓮弁)などは創建時(天平時代)の部分です。「銅造盧舎那仏坐像」の名前で国宝(彫刻部門)に指定されています。
 ちなみに日本三大大仏(日本三大仏)と言えば、奈良大仏・鎌倉大仏(この上位2つは全国的に確定)ですが3つ目がたくさんあります。有名どころでは、富山県高岡市にある「高岡大仏(銅造阿弥陀如来坐像、総高15.85メートル、1932年完成)」、岐阜県岐阜市の正法寺にある「岐阜大仏(釈迦如来、像高13.7メートル、1832年完成)」などがあります。
 
盧舎那仏(奈良の大仏、写真:2008年11月9日撮影)
奈良の大仏
お顔
お顔
光背の仏像:化仏(けぶつ、16体)
化仏
金銅蓮弁:蓮華厳世界の線刻画
金銅蓮弁
蓮の花
蓮の花
印相:右手は施無畏印、左手は与願印
印相
光背の裏側:雲の文様
光背の裏側
 

 
東大寺・大仏殿の見所
奈良の大仏虚空蔵菩薩如意輪観音広目天多聞天金銅八角燈籠唐破風桟唐戸鴟尾柱の穴くぐり柱の礎石木組み
ページ先頭(東大寺・大仏殿:盧舎那仏)へもどる。
Copyright © 2006-2021 Ikomaike TAKAOKA. All Rights Reserved.