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東大寺
東大寺 大仏殿
大仏殿(正式名称:東大寺金堂、国宝)は、1709年(宝永6年)に再建された、間口(東西方向)57.01メートル、奥行(南北方向)50.48メートル、高さ48.74メートルの大きさがある日本最大級の木造建築物です。高さと奥行は創建当時とほぼ同じですが、幅は創建時(約86メートル)の約3分の2になっています。
初代の大仏殿は、752年(天平勝宝4年)に大仏の鋳造が完了し大仏開眼会(かいげんえ)行われた後に建設工事が始められ、758年(天平宝字2年)に竣工しました。そして、源平の合戦で世が乱れた1180年(治承4年)の平重衡の兵火(南都焼討)で東大寺の多くの伽藍とともに初代の大仏殿と大仏が焼失しました。二代目の大仏殿は、俊乗坊重源という僧によって1195年(建久6年)に再建されました。大仏自体は、1185年(文治元年)に再建され開眼法要が行われています。その後四百年弱の平穏な時代が続きましたが、戦国時代に入り1567年(永禄10年)の松永久秀の兵火(松永久秀 vs 三好三人衆)により再び焼失しました。現存する三代目の大仏殿は、1685年(貞享元年)に徳川幕府から大仏再興のための勧進の公許を受けた公慶上人により1709年(宝永6年)に落慶しました。
大仏殿の内部には、「奈良の大仏」として有名な盧舎那仏(るしゃなぶつ、国宝)の他に、虚空蔵菩薩(国指定重要文化財)、如意輪観音(国指定重要文化財)、広目天、多聞天が安置されています。
東大寺 大仏殿(写真:2008年11月9日撮影、中門から見た大仏殿)
東大寺 大仏殿の写真
東大寺 大仏殿 地図(Map of Daibustu-den (Great Buddha Hall), Todai-ji Temple, Nara)
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中央の赤マーカーの場所が大仏殿です。
大仏殿と周辺にある見所
- 大仏殿:1709年(宝永6年)に再建、国宝
- 金銅八角燈籠:国宝
- 中門:1716年(享保元年)頃に再建、国指定重要文化財
- 指図堂:1852年(嘉永5年)に再建
- 勧進所:非公開、八幡殿は10月5日のみ公開、勧進所経庫は国の重要文化財
- 俊乗堂:1704年(宝永元年)の再建、原則非公開で7月5日(俊乗の命日)のみ公開
- 鐘楼:13世紀初頭(鎌倉時代)の建築、国宝
- 行基堂:非公開
- 念仏堂:国指定重要文化財、開門中は入堂参拝可能(庫裏で申し込みが必要)
- 講堂跡
- 大仏池
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