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東大寺
東大寺 二月堂
二月堂(にがつどう)は、旧暦2月に「お水取り(修二会)、3月1日から14日」が行われることからこの名が付けられています。二月堂は、平重衡の兵火(1180年)、三好・松永の戦い(1567年)の2回の大火には焼け残ったとされていますが、1667年(寛文7年)、お水取りの最中の失火で焼失し、2年後の1669年(寛文9年)に再建されたのが現在の建物です。2005年(平成17年)12月に国宝に指定されました。二月堂は高台にあるため、東大寺の境内はもちろん奈良市街一帯を眺めることができます。
二月堂の建物は、西を正面として、正面7間・奥行10間で、寄棟造・妻入り・本瓦葺きです。建物の妻側が正面となっているため、下から見ると屋根が三角形に見えます。傾斜地に迫出すように建てられているため、建物最前列の1間通りは吹き放ちの舞台とし、高欄が設けられています。二月堂のように、床下に組んだ柱で建物を支える構造を「懸造(かけづくり)」といい、観音を本尊とする寺院に多く見られ、二月堂以外では清水寺(京都市)や長谷寺(奈良県桜井市)などが好例です。
二月堂の本尊は大観音(おおがんのん)、小観音(こがんのん)と呼ばれる2体の十一面観世音菩薩像で、どちらも何人も見ることを許されない絶対秘仏となっています。
東大寺 二月堂(写真:2009年10月24日撮影)
東大寺 二月堂 地図
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