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東大寺
東大寺 南大門
南大門(国宝:1951年(昭和26年)6月9日指定)は、平安時代の962年(応和2年)8月に台風で倒壊後、鎌倉時代の1199年(正治元年)に復興されたものです。東大寺中興の祖である俊乗坊重源(しゅんじょうぼう ちょうげん、1121年生~1206年没)が中国・宋から伝えた建築様式といわれる大仏様(だいぶつよう、天竺様・てんじくようともいう)を採用した建築として有名です。五間三戸二重門、入母屋造、本瓦葺の建物です。南大門の特色は、貫と呼ばれる柱を貫通する水平材を多用して構造を堅固にしている事と、天井を張らずに構造材をそのまま見せて装飾としていることなどが挙げられます。門南面左右には木造金剛力士像(仁王像、国宝)と門北面左右に石造獅子1対(国指定重要文化財)を安置しています。木造金剛力士立像(国宝)は、高さ8.4メートルの巨大な木像です。南大門に向かって右に吽形(うんぎょう、口を閉じた像)、左に阿形(あぎょう、口を開いた像)を安置しています。これは一般的な仁王像の安置方法とは左右逆となっています。1988年から1993年にかけて造像以来初めての解体修理が実施され、像内からは多数の納入品や墨書が発見されました。それによると阿形像は大仏師運慶および快慶が小仏師13人を率いて造り、吽形像は大仏師定覚および湛慶が小仏師12人とともに造ったものです。これは、「阿形像は快慶、吽形像は運慶が中心になって造った」とする従来の通説とは若干異なっていますが、いずれにしても、運慶が制作現場全体の総指揮に当たっていたと考えられています。
東大寺 南大門(写真:2008年11月9日撮影)
東大寺 南大門 地図(Map of Nanda-mon Gate, Todai-ji Temple, Nara City, Japan)
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中央の赤マーカーの場所が南大門です。
南大門と周辺の観光名所
- 南大門:1199年(正治元年)に再建、国宝(1951年(昭和26年)6月9日指定)
- 東大寺ミュージアム(東大寺総合文化センター)
- 本坊:書院内に校倉造りの経蔵(国宝)があるが非公開
- 勧学院
- 依水園(寧楽美術館)
東大寺 南大門の写真
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