いこまいけ高岡 / 奈良編
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東大寺 三月堂


 三月堂(正式名称:法華堂、国宝)は、東大寺境内の東方、若草山麓に位置しています。東大寺に残る数少ない奈良時代建築の1つであり、天平仏の宝庫として知られています。東大寺の前身寺院である金鐘寺(こんしゅじ)の羂索堂(けんさくどう)として建てられたもので、記録により743年(天平15年)までには完成していたと推定されます。建物の北側約3分の2(参道側から見て向かって左側)の仏像が安置されている部分(正堂=しょうどう)が天平時代の建築で、南側の礼堂(らいどう)部分は鎌倉時代の1199年(正治元年)頃に老朽化した天平建築を取り壊し再建したものです。さらに、1264年(文永元年)に正堂と礼堂を一つの屋根で覆い現在の三月堂の姿になりました。
 堂内には多数の仏像を安置し、うち本尊の不空羂索観音立像をはじめ9体の乾漆像(麻布を漆で貼り固めた張り子状の像)と、執金剛神像を含む5体の塑像(粘土製の像)が奈良時代のものです。細い制作年代や当初の安置状況については諸説ありますが、9体の乾漆像と執金剛神像が当初からの安置仏で、残りの塑像4体は客仏(後世に他の堂から移された像)とするのが通説となっています。堂内に安置される国宝の仏像としては、乾漆不空羂索観音立像、乾漆梵天帝釋天立像、乾漆四天王立像、乾漆金剛力士立像、塑造日光佛月光佛立像があります。また重要文化財に指定された仏像としては、木造不動明王二童子像と木造地蔵菩薩坐像があります。さらに重要文化財に指定された燈籠である石燈籠(建長六年十月ノ銘アリ)と鉄釣燈籠もあります。
 
東大寺 三月堂(写真:2009年10月24日撮影)
東大寺 三月堂
左側(北側)が奈良時代、右側(南側)が鎌倉時代に建築された部分です。
 
東大寺 三月堂 地図(中央のポインターの場所が三月堂です)
 
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東大寺 法華堂(三月堂)の写真
法華堂 正面
法華堂 正面(南面)、拝観入口
法華堂 屋根
法華堂 屋根
法華堂 正堂
法華堂 正堂
法華堂 礼堂
法華堂 礼堂
 

 
東大寺の伽藍と見所
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