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薬師寺
薬師寺 大講堂
大講堂は、2003年(平成15年)の再建です。正面41メートル、奥行20メートル、高さ17メートルあり、薬師寺の白鳳伽藍最大の建物です。講堂が、寺院の中心的建造物である寺の本尊が安置される金堂より大きいのは、古代伽藍の通例とされ、南都仏教が教学を重んじ講堂に大勢の学僧が参集し経典を講讃(こうさん)したためです。大講堂本尊の銅造三尊像(国の重要文化財)は、中尊の像高約267センチの大作ですが、制作時期、本来どこにあった像であるかなどについて謎の多い仏像です。かつては金堂本尊と同様に「薬師三尊」とされていましたが、大講堂の再建後、薬師寺では「弥勒三尊」と称しています。弥勒三尊の裏側に、礼拝対象としての仏陀(釈迦)の足跡を刻んだ石である仏足石・仏足跡歌碑(天平時代、国宝)が安置されています。側面に長文の銘があります。銘文の内容は、黄書本実(きぶみのほんじつ)が唐で写し持ち帰った仏足跡を文室真人智努(ぶんやのまひとちぬ)が夫人の追善のために写させたもので、753年(天平勝宝5年)の作と記されています。また、仏足石の両脇には、中村晋也(2007年に文化勲章を受章した彫刻家)作の釈迦十大弟子像が祀られています。
薬師寺 大講堂(写真は2008年11月10日撮影)、なんだかプラモデルのようです。

薬師寺 大講堂 地図(中央のポインターの場所が大講堂です)
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