いこまいけ高岡 / 奈良編
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薬師寺 西塔


 西塔は、東塔と対称的な位置に建っています。旧塔は1528年(享禄元年)に兵火で焼失し、現在ある塔は1981年(昭和56年)4月に伝統様式・技法(白鳳様式)で再建されたものです。デザインは東塔と似ていますが、東塔が裳階(もこし)部分を白壁としているのに対し、西塔は同じ箇所に連子窓を設けるなどの違いがあります。東塔も元々は連子窓であったが後世の修復で白壁にされました。ほとんど気付きませんが、よく見ると東塔に比べ若干高く見えます。れは1300年の年月の内に、東塔に材木の撓みと基礎の沈下が起きた為です。1981年に再建された西塔は、当然のことながら年月の経過を経験していない為、若干高く見えるのです。西塔の再建に当たった文化財保存技術者・西岡常一によれば、500年後には西塔も東塔と同じ高さに落ち着く計算との事です。西塔の初層には、釈迦成道像・初転法輪像・釈迦涅槃像・弥勒如来像が安置され、毎年3月上旬から中旬まで内陣が公開され、特別法要が営まれます。
 
薬師寺 西塔(写真は2008年11月10日撮影)、大きな写真
薬師寺 西塔
 
薬師寺 西塔 地図(中央のポインターの場所が西塔です)
 
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薬師寺 西塔の水煙、東塔の水煙には無い風鐸が付いています。
薬師寺 西塔の水煙
 

 
薬師寺の伽藍と見所
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