薬師寺金堂：薬師如来台座

　国宝・薬師三尊像の中央に位置する薬師瑠璃光如来の台座には、シルクロードの軌跡とも言うべく、ギリシャ、ペルシャ、インド、中国などに淵源をもつ葡萄唐草文（ぶどうからくさもん）、異国風の人物像、四神（青龍、白虎、朱雀、玄武）などの意匠があしらわれています。

薬師如来台座（北面）

　四面にあるといっても、金堂内でまともに見られるのは薬師如来の裏側にあたる北面のみです。もっとしっかり見たいという方は、東僧坊へ行って下さい。模型が展示されています。

下記の写真は、東僧坊に展示されている薬師如来台座のものです。

北面：玄武

南面：朱雀

東面：青龍

西面：白虎

葡萄唐草文

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