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八尾曳山祭
八尾 提灯山
昼間の曳き廻し順路の最終目的地の十三石橋へ17時ごろ到着した6町の曳山は、大彫や八枚彫などの彫刻や装飾が取り除かれ曳山側面の4面にびっしり提灯が下げられます。19時半に提灯山に火が灯り提灯山曳出しとなります。十三石橋を出発した提灯山は、八幡社に参拝し、幻想的に提灯を揺らしながら各町の山倉へ帰っていきます。
十三石橋詰での提灯山への変身は、ちょっと見ものです。まず、坂道に曳山を停めて作業を行うので慎重に水平器まで使ってバランスを考えて停めます。曳山の屋根に上って提灯をつけるのでちょっとした重心の狂いで曳山が倒れることがある事への配慮だと思われます。普段は高いところに飾られた彫刻などの装飾が外され目の前で見ることが出来ます。
曲がり角で激しく回転したときに「火の粉」が出ることがあるので、提灯の明かりはロウソクのようです。提灯が燃えることもあり、そんな理由もあり欄間などの彫刻を外しているのかと妙に納得しました。
八幡社への参拝に向かう上新町の提灯山(写真:2008年5月3日撮影)
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