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七福神、神さま、仏さま
尉と姥
尉と姥(じょう と うば)は、能の作品「高砂」の登場人物です。夫婦愛と長寿の象徴とされ、大変にお目出度い意匠のため、曳山の御神体や彫刻に多く登場します。
高砂のストーリーは、九州阿蘇宮の神官が播磨国・高砂の浦にやって来ます。春風駘蕩する高砂の浦は松が美しく、遠く鐘の音も聞こえます。そこに老夫婦(尉と姥)がやって来て、松の木陰を掃き清めます。老人は古今和歌集の仮名序を引用して「高砂の松と住吉の松とは相生の松、離れていても夫婦である」との伝説を説き、松の永遠、夫婦相老の仲睦まじさを述べます。そして、老夫婦は自分達は高砂の松と住吉の松の精である事を打ち明け、小舟に乗り追風をはらんで消えて行きます。
高岡御車山 一番街通 本座
石動曳山 北上野町 幔幕
その他:
八尾曳山 西町 八枚彫、
新湊曳山 東町 王様、
石動曳山 御坊町 後屏、
氷見祇園祭 御座町 高欄、
海老江曳山 西町 鏡板、
大門曳山 枇杷首 祭神、
伏木曳山 寶路町 高欄背面、
高砂山願念坊祭 曳山 御神体
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