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西寺跡地図
西寺(さいじ)は、現在の京都市南区唐橋の場所に平安京造営時に東寺とともに建てられた寺院です。建立当初は、寺院では無く東鴻臚館・西鴻臚館と呼ばれた中国や朝鮮などからの外国使節を迎えた時の入朝の式や宿泊の施設として、都の入口であった羅城門の東西に建立された迎賓館でした。嵯峨天皇の時に、東鴻臚館は空海が賜り東寺とされ、西鴻臚館は守敏が賜り西寺となりました。西寺の寺域は東西二町(約250メートル)・南北四町(約510メートル)あったとされ、伽藍の規模は東寺と同程度だった様です。創建後、990年(正暦元年)の火災で伽藍の大部分が焼失し、1233年(天福元年)にも火災があり、その後再建されることも無く衰退していきました。
現在、唐橋西寺公園となっている場所にある小高い山は講堂跡の土壇です。この山の上に礎石が数点残されています。周辺(京都市立唐橋小学校の敷地など)では発掘調査により、金堂・廻廊・僧坊・食堂院・南大門等の遺構が確認されています。大正10年に国の史跡「西寺跡(さいじあと)」に指定されました。なお、唐橋西寺公園近くの南区唐橋平垣町には「西寺」が小寺院として現存しています。
西寺跡(写真:2009年10月27日撮影)、唐橋西寺公園の講堂跡 土壇
西寺 伽藍推定復元図(現地説明板より)
西寺跡 地図(Map of Site of Sai-ji Temple, Kyoto)
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住所:京都府京都市南区南区唐橋西寺町
西寺跡と周辺の観光名所および交通機関
- 西寺跡(唐橋西寺公園)
- 鎌達稲荷神社
- 西寺前バス停
- 西寺
- 九条七本松バス停
- 九条新千本交差点
- 羅城門跡
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