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東山区の近代建築
祗園甲部歌舞練場
祗園甲部歌舞練場(ぎおん こうぶ かぶれんじょう)は、「都おどり」の開催場と、舞妓・芸妓を養成する技芸学校との二つの機能を持つ施設として建てられました。本館、別館、玄関、八坂倶楽部は、1913年(大正2年)に現在地に移転した際の建築です。戦前には、観劇に特等、一等、二等の三区分があり、それぞれに玄関や待合等の空間を要したので、舞台客席以外に複数の建物が必要とされました。本館は舞台・客席を有する大規模な木造の舞台建築です。別館は本館の南側に接続する木造2階建の建物です。当初は1階が70畳の大広間で、一等点茶席に使われました。玄関は唐破風の車寄を持ち、当初は一等玄関として使われました。八坂倶楽部は敷地の最も奥手(南側)に建つ木造2階建ての建物です。最も庭園の眺めが良く、1階は主に特等客用に、2階の132畳の大広間は舞台座敷として使用されました。いずれもヒノキ材を使った良質な木造和風建築です。国登録有形文化財(第26-0083号から86号)となっています。
公式Webサイト:祇園甲部歌舞練場(都をどり公式WEBサイト)
祗園甲部歌舞練場(写真:2009年10月29日撮影)
祗園甲部歌舞練場 地図(Map of Gion-kobu-kaburenjo Hall)
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祗園甲部歌舞練場 住所:京都府京都市東山区祇園町南側570-2
祗園甲部歌舞練場と周辺の観光名所
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