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明日香村
欽明天皇陵
欽明天皇(きんめいてんのう、第29代天皇)は、継体天皇3年(509年)に継体天皇(第26代)と手白香皇女(仁賢天皇の皇女)の間に嫡子として生れました。539年に即位し、欽明天皇の頃は、百済から仏教が正式に伝わるなど、後に開花する飛鳥文化の源となる基礎が築かれた時代です。日本書紀よれば欽明天皇32年(571年)4月に崩御され、9月に檜隈坂合陵(ひのくまのさかあいのみささぎ)に葬られたと記されています。欽明天皇陵(地元では梅山古墳とも)は、明日香村内では唯一の前方後円墳で、全長約140メートル、後円部径72メートル、前方部107メートルで、墳丘は三段構成、周濠があります。欽明天皇の妃で推古天皇の母である堅鹽姫(きたしひめ)を推古天皇20年(612年)に欽明天皇陵へ合葬し、推古天皇28年(620年)10月には砂礫を檜隈陵の上に葺き、土を積みて山を成し、氏ごとに大柱を土の山に建てさせたという記事も日本書紀に残されています。また欽明天皇陵の南西すぐの場所には猿石で有名な吉備姫王墓があります。なお欽明天皇陵は、橿原市の見瀬丸山古墳(五条野丸山古墳)とする学説もあります。
陵印保管場所は、奈良県橿原市大久保町71-1にある畝傍陵墓監区事務所です。
欽明天皇陵(写真:2009年10月25日撮影)、吉備姫王墓から見た欽明天皇陵の前方部
欽明天皇陵 地図(Map of Mausoleum of Emperor Kinmei)
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場所:奈良県高市郡明日香村大字平田
- 欽明天皇陵
- 吉備姫王墓
欽明天皇陵の写真
欽明天皇陵 拝所(陵墓の西側)
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宮内庁の看板
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