いこまいけ高岡、立山
いこまいけ高岡 > 立山 > 芦峅寺

教算坊


 江戸時代の芦峅寺には、社坊(宿坊)が33坊あったと伝えられています。教算坊(旧 佐伯邸)は、芦峅寺に残された二つの社坊(民家、宿、寺の三つの機能を持つ)のうちのひとつで、創建は江戸時代の後期と考えられています。平面間取りは、3列6室型で、規模は間口8間、奥行き6間。前面サヤノマは幅1間となり、座敷の前室として利用でき、座敷の格をより高くした進歩した形です。表構えは三斗、木鼻、正面虹梁のクリ形、その下の模様など豊かで芦峅寺宿坊建築の中でも際立っています。現在、奥の間3室は立山曼荼羅・チベット曼荼羅・前田常作曼荼羅を展示した「観想の間」として公開されています。
 
教算坊
 

 
芦峅寺の観光名所
雄山神社(中宮祈願殿)、 立山博物館教算坊布橋灌頂会閻魔堂姥堂基壇カモシカ園明念坂六地蔵菩薩第9番石仏旧嶋家住宅善道坊旧有馬家住宅
ページ先頭(芦峅寺:教算坊)へもどる。
Copyright © 2006-2021 Ikomaike TAKAOKA. All Rights Reserved.