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国指定重要文化財 旧嶋家住宅
国指定重要文化財 旧嶋家住宅(きゅう しまけ じゅうたく)は、元は富山県婦負郡細入村(現在の富山市)片掛(富山から高山に通じる飛騨街道筋にある集落)にあった住宅を現在地(富山県立博物館のまんだら遊苑)に解体移築修理(着工:1971年(昭和46年)10月、竣工:1972年(昭和47年)3月、総工費 1000万円)したものです。
外観は平野部の一般農家とは異なり、石置きの緩い切妻の板屋根で、正面には出桁で受ける板軒を付け、表構えの戸締りも板戸2枚、内側障子1枚の引き違いや蔀(しとみ=引揚戸)が設けられ、正面両妻に袖壁があり、町屋風となっています。建築年代は不明ですが、形式や手法等により18世紀まで遡ると推定され、富山県民家のうち山地街道筋の民家の典型例として重要な家屋として、1971年(昭和46年)3月11日に国の重要文化財に指定されました。
国指定重要文化財 旧嶋家住宅(写真:2011年9月24日撮影)
旧嶋家住宅の詳細写真
旧嶋家住宅 正面
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旧嶋家住宅 正面左側
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板葺き石置き屋根
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板の間の「かって」「広間」
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屋根裏
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梁
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国指定重要文化財 旧嶋家住宅 地図
住所:富山県中新川郡立山町芦峅寺古屋敷37
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